« 体操教室の発表会 | トップページ | そぼろ親子丼 »

30ミックスとミックス50の使い分け~ナツの場合

ノボ社の混合製剤インスリン「30ミックス」とリリィ社の「ミックス50」。名称まで微妙に違っています。最初にミックス50の存在を聞いた時には、30ミックスから完璧に乗り換えるつもりでした。だから、30ミックスのカートリッジの最後の分を使い切ってから、ミックス50を打ち始めようと思っていたのです。

が、ちょっと待って。もしもミックス50がどうしても使えなかったら、1ヵ月後の受診を待たずに、30ミックスをもらいに行かないといけなくなる。それってちょっと不便、なので30ミックスの在庫があるうちから、ミックス50に慣れておかないと。本当は春休みに入ったら、ミックス50でしっかりデータを取って、4年生から、学校での補食表とかも変更して…って思っていたのですが…ここにきて大きな誤算。

まず、朝いつもの時間に起きられない。登校の時間が決まっているからそれにあわせて起きて食事してインスリン打つけど、お休みだとついつい休日バージョンになって、朝の起床時間からして1時間もずれている。学校のように運動しない。給食の時間の1時頃まで待てずに昼食。時々午前中にもおやつ。とこれでは正確なデータなんて取れるはずもなく…

つまり完全にミックス50に変えるということには、やはり無理があるかなと気づいたのです。今までの30ミックスだと、Qだけを追加で打つことは可能だけど、もしミックス50になったら多分Nだけを追加で打ちたくなるときがあるような気がする(例えば、食欲がなくてあまり食べられない時とか)。でも、Nのみのインスリンは持っていない。

で、結論は30ミックスとミックス50を使い分けてその時の状況にあわせてどちらかを打つ。これが一番いいみたいです。その時の状況…食前血糖が高い時とカロリーが高いものを今から食べる時、ミックス50を使う。後は今までどおり30ミックス。こんな感じなので4対1ぐらいで30ミックスを打つほうが圧倒的に多い。

ナツの今の30ミックスの単位は、朝も晩もマックスは9.5ですが、もっと打ちたいと思うときがあります。例えば、食前が400以上の時、今から食べるものが、カレーライス、回転寿司、天ぷら、餃子などの時。でもこれ以上打つ単位を増やすと7割入っているNが多くなりすぎて、特に夕食時だと夜間の低血糖が怖い。今までだとそういうときには、30ミックスを9ぐらい打っておいて、Qを2ぐらい打つ、つまりせっかく混合製剤を使いながら2本打ちしていたのです。これが、ミックス50を使えば、10ぐらい打ってちょうどいい感じ。

休みの日の朝もミックス50は便利です。朝食と昼食の間が短すぎて、30ミックスだと十分に下がるまでに昼食になってしまう。なのでミックス50を9ぐらい打ちます。でもそんな日は、昼食時のQにも注意が必要で、Nが少ないのでいつもは3~3.5打つところ、4~4.5打たないと下がらない。おやつの時も、30ミックスを朝打っていたら、少しぐらいのおやつは打たないで食べられたのに、ミックス50を打った日は、100ぐらいでもQを打たないとおやつは食べられない。

夕食時にミックス50を使った場合は、寝る前の血糖が100ぐらいあれば補食をしなくても朝までもつ。30ミックスの時なら150以上ないと補食が必要だったけど…こんなふうに今まで気が付かなかったNの存在を強く意識する事ができたのもいい勉強になりました。

でも、本当ならNの値は一定で、食べる物によってQやRを変えるのが一般的。でも混合製剤を使って単位をいじるとNもその時のよってなかなか一定にはならない。だから発症から1年半もたつのに、実はナツにとって最適なNの量ってまだわからない。何だか変な話。大体Nの量なんてその子の体重、自己分泌の有無、運動量から算出してくれてもいいのにな、そんなものでもないのかななんて考えています。

やっぱり混合製剤を使っているうちは、単位は大きくいじらないで、食事のカロリーを一定にしていたら一番いいのでしょうが、そうすると結局インスリンに生活をあわせることになってしまう。そうじゃなくて生活にあったインスリンを打って、でも注射は嫌いだから打つ回数は少なくして…そのためには、混合製剤をいろいろ持っていて選んで打つ…これぐらいしか今のところ手はないのでしょうね。

このコントロールの仕方を四年生のナツに考えさせるのはまだまだ無理があって、もうしばらくはわたしが単位を決めていくのが無難でしょう。109_0934_1

【写真】上から、Q、30ミックス、ミックス50です。

本当はNやRも欲しいけど、そうなるとまるで我が家はインスリン屋さん??頭が余計にこんがらがるのでやめておきます。

|

« 体操教室の発表会 | トップページ | そぼろ親子丼 »

「IDDMライフ」カテゴリの記事

コメント

のじおは混合製剤は発症2ヵ月後くらいからの約半年間しか使っていないので、
今まであまり気に留めた事がありませんでしたが、
この記事を読んでいるととても便利なインスリンなのですね。
基礎インスリンの注入の為にNは必要なのでしょうけれど、
のじおは今、R3回しか打っていないのです。
RだけだとBSの高い時間帯が長いような気がして怖いのですが
主治医にはこれでいいと言われるだけだし・・・
インスリンを生活に合わせるんじゃなくて生活にインスリンを合わせるという事って、ホントに大事だと思います。
なっちゃんやのじおのQOL向上の為に、単位などはまだまだ私達が頑張らないとですね~☆

投稿: のじおママ | 2006年4月 2日 (日) 17時38分

のじおママさんへ♪いろんな打ちかたがあるんですね。のじおくんはてっきりNとRで、1日5本うっているんだって思っていました。だからQじゃなくて持続時間の長いRなんですね。う~~ん、納得です。やはり小学校でも高学年になるまでは、何とか注射の回数を少なくするために、色々手を変え、品を変えという感じがしますね。1日にしたら1本打つ回数が増えると言っても、毎日の事だからやはり今のナツには、ランタスとかNとかを別に打つのはまだ負担になるような気がします。でも先生がそうおっしゃるんなら大丈夫ですよ。もう何年かしたら、きっと自分で何でもやってしまうんだろうから、かかわってあげられる間は頑張りましょう☆☆

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月 2日 (日) 18時59分

頭が混乱しないように読むのに必死でした・・・^^;
ハルは30ミックスとQしか使ってなくて、単位もほとんどいじっていないのに、未だにN部分の効果がよく分かりません>_<
最近高血糖が続いたので、朝の30ミックスを0.5ほど増やしてみましたが、0.5では増やしても焼け石に水・・・かといって1単位増やすのは怖い・・・
こんな時ミックス50ってほんと、便利そう^^
でもハルの場合は効き過ぎるのかも^^;
2回打ち+1回ではなかなかインスリンに合わせた生活から抜け出せそうにないです。

投稿: はるママ | 2006年4月 3日 (月) 00時27分

はるママさんへ。わたしも、ミックス50を使うまでNの効果って全く実感できなかったけど、今回の事でよくわかりました。はるくんも、もう少し大きくなったら、きっとコントロールしやすくなってくると思います。そしたら、打てば打つだけ下がるし、食べたら食べるだけ上がるし、動けば動くだけ下がる、そうなるとすごく楽になるはずです。それに自分で低血糖がわかるようになると、ぐんとしやすくなって、大胆に単位をいじったりもできますよ。それまでは少々高くても大丈夫。長い人生からみたら、短い期間ですもの。

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月 3日 (月) 07時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/47488/1232067

この記事へのトラックバック一覧です: 30ミックスとミックス50の使い分け~ナツの場合:

« 体操教室の発表会 | トップページ | そぼろ親子丼 »