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いつ壊れたんだろう?

 ナツが学校から「からだの記録」を持って帰ってきました。ナツたちの学校では、各学期の終わり頃にこの「からだの記録」をいうのを持って帰ってきます。それに目を通して印鑑を押してまた学校に返します。だから9月や11月に行った身体測定の結果もわかるのは12月、1月の結果は3月にならないとわからないのです。

順調に身長も体重も増えているのを見て、まずは安心。でもこれを見るたび、いつも思います。

「一体、ナツの膵臓のβ細胞が壊れたのはいつだったんだろう?」

2年生の頃の体重の変動を見ながらついついこの答えの出ない問いを繰り返してしまうのです。ナツが、異様に水分を欲しがり出したのは9月10日ごろだったと思います。ナツの学校は2学期が始まるとすぐに運動会の練習です。毎日水筒にいっぱいのお茶を持たせるのですが、普段は水分を欲しがらないナツはそれを一滴も飲まずに持って帰ってくるのです。

そんなナツがこの頃から水筒を空っぽにするようになりました。そして家に帰るなり冷蔵庫に直行。冷やしておいたお茶をがぶ飲み。夜中に必ず1回はトイレに起きる。それが2週間ほど続きました。

そんなわけで、わたしはナツのβ細胞が壊れたのは、9月の上旬だと思っていたのですが…

最初に行った小児科で体重を測りました。21kgでした。その時先生が

「痩せていない?4月に測った時はもっとあったんじゃない?」って聞かれました。

えっ、4月。そんな頃から悪かったの?半年も気が付いてやれなかったの?ただでさえ真っ白になった頭の中は体重の事なんて全く思い出せませんでした。気になって入院2日目に学校に電話を入れて、この「からだの記録」の9月に測った体重を見てもらいました。

9月は20.3㎏でした。よかった。9月より増えてる。

お見舞いに来られた担任の先生にこの話をして

「発見が早かったから体重もほとんど減っていないし、よかったです」って話したら、その先生曰く、「随分痩せられてましたね。」

えっ、何のこと。体重減っていないのに…?!

「6月は22.1kgあったのに、9月は20.3kgに減っていましたね」確かにわたしは9月の体重を教えてくださいとは言ったけど、それならその事も教えてよ~~。そうなんだ。夏の間に2kgも減っていたんだ。毎日顔を見ていると、案外気が付かないものなのかな。多分小児科で測った時は、体重計や着ている服の重さとか違うから少し増えていただけなのかも…だからナツの身体の中で異変が起きたのは明らかに6月から9月の間ってこと。

でもわたしたちが、9月のこの体重2kg減を知るのは、この「からだの記録」をもって帰る12月の終わり。それならいったい何のために身体測定しているのかわからないじゃない。持って行き場のない気持をこんな事にぶつけてみたり…

もし仮に9月に測った時にこの事を知らされていたら…でもそれだけでどこかの病院を受診したかな。もう少し早く受診したかな…どうしてもっと早く気が付いてやれなかったんだろう。やっぱりそこに行き着いてしまうのです。

このブログを始める時にデジカメの中の写真を整理していて、発症前の8月終わりに行った旅行の写真を見つけました。その時のナツはやっぱりどうみてもとても痩せていました。

やっぱりナツの膵臓はこのとき既に悲鳴を上げていたんだろうなって気が付きました。

「最近太ったから、ダイエットしなきゃぁ」っていうナツにその「からだの記録」の肥満指数(ナツはー8%)を見せながら、

「何がダイエットよ~~これがせめてプラスになるまで、しっかり食べてね」ってこんこんと言ってしまいました。

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