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担任の先生

 ナツが発症したのは、小2の時で、このときの担任の先生は40代の女の先生でした。先生としてはベテランの域で、退院してからの学校生活もこの先生なら大丈夫かなと楽観的に考えていました。ところが、人は見かけでは判断できない…だったのです。

発症したてのわたしたち親子にとって、この病気、本当に辛いのは、注射を打つことでもなく、好きなものを好きなだけ食べられない事でもなく、病気の事を理解してもらえないことなんだ、って思い知らされました。

何かあるたびに、

「わたしには担任としての責任が…」と言いながら、難しい事や厄介な事には、

「わたしの一存では決められませんから、この件は教頭、校長とも相談してから…」で、一向に話は前に進まない。

どんなに説明しても、1型と2型の区別がつかない。大体小学校2年生で生活習慣病になるわけがないじゃない。

今でも忘れられない言葉、

「お母さん、この病気は治るって本に書いてありましたよ。わたしはまた一生、背負っていかないといけないのかと思ってました。」(完璧に2型と勘違い)

ナツに対しても、朝、他の学年の子もいる前で、

「今日は、何単位打ってきたの?」って大きな声で聞いたり、

「トイレ言っておかなくても大丈夫?」って何度も何度も聞いたり。トイレは発症したときに、近かったって話をしただけなのに…

挙句の果てにこの先生にかかったら、とうとう病名までも「糖尿病1型」になっていた。あんまりばかばかしくて訂正する気にもなれずに、とにかく2年生が終わって先生が代わることをひたすら待ち望んだ半年間でした。ただ校長先生からは、持ち上がり(同じ先生が2年間担任をすること)もありますよと脅されていたので、直談判して、担任の先生との間に誤解が生じているので、同じ先生にはならない様にと頼みました。そして、新しい担任の先生には直接病気についての説明をしたいので、春休みの間にお会いしたい事をお願いしていたのですが…

ちょうど1年前の話です。春休み中首を長くして待っているのに何の連絡もなく、約束した校長先生の異動を新聞で知りました。それにしてもあまりにも無責任。もしも始業式の日にいきなり低血糖になったら、新しい担任の先生では対処できなかったら、と不安で、3年生の始業式の前日の朝、学校に電話を入れました。そしてその日の午後に、新担任、新校長、保健の先生そしてわたしの4名での面談が決まり、なんと学校の校長室で2時間、話をしてきました。

ああ、あれから1年経つんだなと思いながら、さて今年はどうしよう…中学校に行く時はやはり出向いていって説明するつもりだけど、同じ学校で担任の先生が代わるだけなら、今の担任の先生に引継ぎをお願いしてもいいんだけど…

昨日、保健の先生に電話で相談し、校長先生とも相談していただいて、やはり今年もわたしが学校に出向いて新担任に直接説明する事になりました。でも、普通なら担任の発表は始業式の当日です。いくら特別とはいえ、一部の保護者だけが早く知ることには、問題があるのかも知れません。今年も始業式の前日ということになりました。

さて、春休みの間中、そわそわと新しい担任の先生って誰だろうと思いながら、一応資料も用意して、待つことにしようと思います。

どちらかというとわたしにとっては苦手だったこういう作業が、ナツのために、少しずつですが、上手に話ができるようになってきました。さあ今年もがんばらなきゃぁ。

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「IDDMライフ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは~^^
学校の先生の引継ぎなんて 本当に口だけだと私も思った事がありました。
やはり自分から直接担任に話す事で 誤解もなく理解してもらい易いと思います。
毎年大変だけれど なっちゃんの為に頑張って~~!!
私も中学校に書類を提出する際 子供の糖尿病(1型と2型)を
しっかり区別して書いてある初心者向けの本が家にあったので
それを持参して説明し、その本も学校へ置いてきました。
きっと入学式後 担任の先生と娘が今後の生活(お弁当時の注射、補食)について
お話する機会を設けてくれるそうです^^

投稿: プルメリア | 2006年3月23日 (木) 17時05分

うちの担任も今の学校では全体に担任に当たってはならない人物です。入学当日知らされた私は「大事な1年間を棒に振ることになるな」と言う思いでした。娘が発症するまではこちらから何も言いませんでしたし先生からの呼び出しにも応じない状態でした。発症してからは入院中に「勉強しました」と2型の内容を言われました。
「本当に勉強する気あるの?」てな感じです。それでも何とか学校での2回の測定と毎日の捕食(これは教頭先生に預かれないと言われ内緒で預かってくださいました)及び給食を完食できたか毎日書いてもらってます。それでも給食についてなんかは食べるのが遅い娘なので1時間位かかるんです。それについては「私がいじめているみたい」と言われました。教育相談という立場の先生がおられると思うのですが、うちの場合発症前から持ち上がりだけはやめて下さいとお願いしてあります(聞いていただけるかは別として)
今でも担任は毎年代わって欲しいと言う願いに代わりはないのですが先生も当たり外れがあるし、子供や親との相性もあるので何とも言えないのですが、毎年代わっていくと娘の症状がわかる先生が増えていくんではないかという思いでいます。今のところ外れを引いてないのが小5の次男だけなんですよ。でも、先生との関係を密ににしていかなければならないんですよね。
うちも内緒で4月7日に面談予定です。

投稿: honohono | 2006年3月23日 (木) 17時14分

プルメリアさんへ♪正直、今回は3年生の先生がよく理解してくださっていたので、引き継ぎ任せようかなとも思ったのですが、学校のほうも、やはりわたしが新担任に直接説明するほうがいい、と思われたみたいです。中学校への説明もまた大変ですね。でもその頃になると少しはナツがしっかりしてきてくれるから、逆に学校にお願いする部分も減ってくるとは思うのです。とにかく1年1年頑張っていきます。

投稿: なっちゃんママ | 2006年3月23日 (木) 21時29分

honohonoさんへ♪どこの学校にも個性的な先生がおられますよね。わたしもナツの病気の事がなければ、こんなに神経質にはならないんだけどなと思います。たかが1年間ですが、されど1年間ですもんね。途中で変わることは、まずないのだから、やっぱり4月はドキドキです。

投稿: なっちゃんママ | 2006年3月23日 (木) 21時33分

いろいろな病気について一生懸命勉強してくれる先生もいれば、
そうでない先生もたくさんいるのですね・・・
のじおは発症時の2年の時の担任は新任の先生だったので、
<なにか間違いがあってはタイヘン!>という気持ちでいっぱいだったみたいです^^;
でも測定を終えて保健室から戻ってくるのじおに、
「今日はいくつやった~?」などと声をかけてくれ、
本人は気にかけてもらってるんだ、と嬉しかったみたい。
それに比べて今年の担任は・・・ベテランゆえにドッシリし過ぎで^^;
秋の遠足の時に、測定&注射を見てて頂いたのですが、
「先生、お弁当食べたいから、早く!早く!」と急かしたそうです。
のじおはそれ以来、「先生イヤヤ!焦らすから!」と。
瞬間湯沸かし器!の主人はそれを聞いて、「学校に文句言いに行く!」と^^;
毎年クラス替えもあるので、のじおも私も4月はドキドキものです。
良い先生に当たりますように~☆

投稿: のじおママ | 2006年3月23日 (木) 22時13分

家も発症の4年の時の担任はひどかったぁ~^^;(3年から持ち上がり)
3,4年は新任かあまり良い先生はあたらないって聞いていたけど、ほんとにその通りでした。教科書がそのまま先生になった様なマニュアル通りの先生でしたよ。授業参観の時も親の私たちの方が45分授業が長く感じる笑いも何もない塾の授業だったよ。
1型DMになって学校に説明に行った時も担任は保健の先生?って言う位、色んな事質問してくれたのは保健の先生で担任はただ黙々とノートをとってるだけだった。4年の時はお昼注射してなかったので給食はつぎ足さないで下さいと言ってたのにすぐ忘れちゃって又いっぱいその上から増やす様な先生だったのよぉ~2年が限界だった。5年はクラス替えだったから始業式前までに新しい担任に説明したいっていったら校長先生自ら電話がかかってきて事情は分かりますが学校でも始業式当日まで担任がまだ分かっていないのです。(うそだ~って心で思う)学校としたらまだ誰も知らない事が外部にもしもれたら!!って思うのでしょうね。始業式後の説明になりました。掲示板を見てたら、なっちゃんの所は内緒で教えてくれるんですね。ん?もしかして私って学校の先生に口が軽いって思われてるのかな!?(爆)
6年も持ち上がりで今の担任の先生がいいなぁ~♪

投稿: なつき | 2006年3月23日 (木) 23時41分

のじおママさんへ♪のじおパパさんのお怒りの原因は、それだったんですね。でも確かにひどい先生。ベテランの先生、イコール病気の事もわかってくれる、ではないですものね。わたしも、去年はついついその2年のときの担任の対応を例に出したりして、こういうのは困るとか色々文句を言ってしまいました。とにかく一度信頼関係が崩れるとどんな事でも悪く思えてしまうので、難しいです。最初が肝心だから、今年も説明頑張ってきます♪

投稿: なっちゃんママ | 2006年3月24日 (金) 09時04分

なつきさん、うちの学校もしぶしぶよ。結局は始業式前日の午後というぎりぎりのところでしょう。絶対にもっと早くわかっているはずなのに…もし他の学校からの転任の先生だったりしたら、その先生のほうがパニックになるかも…。一応先生たちが、どの学年をもちたいか希望を出して、それを考慮して校長先生が最終的には決められるらしいけど、ナツの学年、どの先生も希望出さないかもね。わたしも持ち上がりでもいいんだけどな~~♪

投稿: なっちゃんママ | 2006年3月24日 (金) 09時13分

お久しぶりです。担任のことは心配ですよね。うちも保健ののいい先生が変わったときはショックでした。「前に1型の子を持ったことがあるんですよ」と言われ安心してたら、「でもわがままでねー」って、それは保健の先生として、見るとこ違うでしょ,って感じでした。「医療行為は一切できませんよ」と頭ごなしに。でも、一年間明るく、それこそ役員で学校に行くたびに、「おねがいしまーす」と言っていたら、気にかけてくれるようになりました。わかってくれる先生も一杯いますが、わからない先生はほんっとにわかってくれないので、つらいですよね。

いまの担任の先生がいい先生なので、変わりませんように。なっちゃんママさんのところもいい先生でありますように。

投稿: もっちん | 2006年3月24日 (金) 10時11分

もっちんさん、ありがとう♪もうこうなったら、神頼みですね。ナツの2年生の担任が、弟のユウの1年生の担任だったので、2年間お付き合いする事になりましたが、それも今日で終わりました。保健の先生も毎年転勤のうわさはあるのですが、どうやら今回は大丈夫だったようです。後は4月を待つばかり。明日からの春休み、家にいると血糖高いので、色々連れ出さないと…ゆっくりできるのも、しばらくおあずけになりそうです。

投稿: なっちゃんママ | 2006年3月24日 (金) 13時35分

担任の先生は、重要ですよね。
うちの学校は、児童数は多いのですが、田舎なのでのんびりしてるような・・・
という私も担任がわかる前に、聞いて説明しようなんて考えてませんでした。のんきすぎでしょうか?
保健の先生が、とても熱心で理解ある先生なので(同じ男の子を持つ親)安心してるのかもしれません。
1年の担任は、熱心すぎるぐらいの先生で、病気のことも理解して、よく電話も下さったりしてました。宿題も厳しくてやり直しもしつこいぐらいさせられてましたからね(^^;
出来るだけ、同じ先生がいいのですが、先生も大変かなぁ?
先生には、あらためてプリントなどを作ってお渡しするのですか?
それとも、主治医に書いていただくのでしょうか?
お互いいい先生に当たるといいですね!

投稿: nao | 2006年3月24日 (金) 22時26分

naoさん、発症時にはいい担任の先生だったんですね。うちは、その時の担任があまりにもひどかったので、いまだに「担任恐怖症」から抜け出せずに、先手をうっています。説明も、今までこの小学校におられた先生なら、大体のことはわかってもらっていると思うんだけど、違う学校から代ってこられた先生なら、また一から1型と2型の違いから説明しないといけないので、資料もコピーしたり、今の状況を書いた文章を自分で作ってもっていくつもりです。ナツの4年生の学校生活がどんなふうになるか、今から楽しみです。

投稿: なっちゃんママ | 2006年3月25日 (土) 09時38分

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