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からだが求める水分

 数日前の保健の先生との会話です。

先生「補食をとる時にお茶を飲むようにしたら、お菓子の匂いも消えるのに…」

わたし「いくら言ってもお茶飲まないんですよ。もともとあまり水分をとらない子ですから」

先生「ええ~~っ、糖尿病なんだから水分とらさなきゃ駄目じゃない、そんな事していると絶対に腎臓傷めるわよ!大体人間のからだって○%は水分でできているの。これから成長していくのにそんな事していたら、皮膚だってかさかさになるし、ホルモンのバランスだって崩れるし、…」     延々と続く。   わたし絶句(*_*)

このこと(糖尿病の子どもは水分とらなきゃ駄目)の真偽は今度の外来で一度主治医に聞いてみることにして、わたしがいつも思うのは人間の身体ってほんとによくできているなぁっていう事。ちゃんと自分の身体が求めるものをとるようになっていると思うのです。

その証拠に小さい頃からほんとに水分を欲しがらないナツが発症した頃は、お茶をがぶ飲みしていました。朝水筒にいっぱいのお茶を入れて持たせても、そのまま一口も飲まずにもって帰ってきていたのに、その頃は毎日空っぽ。それでも家に帰るなり冷蔵庫に直行して、冷たく冷やしたお茶を飲んでいました。もちろんその後はトイレに直行。

その異様な様子に背筋が寒くなったのを今でもはっきり覚えています。夜中だってそう。毎夜トイレに起きる日が丸2週間も続いたのに、入院してインスリンが体内に入った途端、朝まで1度も起きなくなりました。あんなに欲しがっていたお茶も全く飲まなくなりました。

ナツの異状にこんなに早く気づいて受診することができたのも、そもそもナツがもともと水分をとらない体質でトイレの間隔も長かったせいもあるのです。

「運動会の練習が始まると水筒を3つ持たせるのよ」と言うママ友の話を聞くと今までのナツがおかしくてやっと正常になったのかなと思うときもありましたが、それぐらい水分の必要量ってその子によって違うんですよね。わたしも水分をとらない体質です。でも別に腎臓が悪いわけでもないしそれほど皮膚がかさかさでもない。同じ姉弟でも弟のユウは正反対にお水(彼はお茶が嫌い)がないとご飯が食べられない子です。一回の食事に水を2杯ぐらい飲みます。

何より面白いのは、そんなナツも高血糖が続くと水分を求めます。トイレも近くなります。ほんとに人間の身体ってうまくできているんだなぁって感心します。

話は戻ります。相変わらず補食をとってもお茶を飲まないナツに、保健の先生は、自分で用意したペットボトルのお茶をコップに入れ、半ば強制的にナツに飲ませているようです。

「お茶飲みたくなかったらはっきりいりませんって言わないといつまでも、飲まされるわよ」

「だってもうコップに入れてしまって持ってくるんだもん」   やれやれ、こんなにも自分の信念に基づいて行動できる人って珍しいですが、わたしもたかがお茶ぐらいでまさか学校に飛んでいくわけにも行かず、そのうち諦めてやめてくれたらいいのになと思いながら見ています。

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「IDDMライフ」カテゴリの記事

コメント

このところしょっちゅうお邪魔してうるさくないかしら。今日は水分ということで、ちょっとコメントです。娘がDMになったとき、先生は、授業中でも水筒を用意して飲めるようにしておくようにという指示でしたよ。結局、飲まないので、止めました。高血糖のとき水分を取らないとだめなのであって、普段はどうでもいいんじゃないでしょうか。

それより、なっちゃんの意見を尊重してくれない先生にあきれますね。病気以前に、教育者としてどうよ?という感じです。親だってコップで水をもってきたりしませんよ。普段は普通どおりのDMの子供たちにとって、苦痛じゃないですか?なんだか、病気ということを必要以上に意識させられているみたいで。医療者や先生がどう接するべきかみたいな本はないのかしら。やれやれですね。

投稿: もっちん | 2006年4月25日 (火) 17時19分

もっちんさん、うるさいなんてとんでもない。コメントは本当に嬉しいです。ナツたちの学校は水筒の持参は1年中OKなので、たぶん飲みたかったら、授業中でも飲めると思うのです。補食した後でも教室に帰って飲めばそれでいいはずなのに…
保健の先生が忙しいときは、テーブルの上にコップとペットのお茶が置いてあって、「お茶も飲んでね」ってメモが付いているそうです。もしかしてそれってまさか血糖値が下がるとかいうお茶だったりしてって思いました。でも他の具合が悪い子にも飲ませたりしているそうです。
今日は保健の先生が出張で、代わりの校長先生(女の先生)が補食に付き合ってくださったようです。今日はお茶、飲まなくてすんだよって喜んでいました。毎日出張でもいいのに(こわ~)

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月25日 (火) 19時36分

娘は元々お茶飲みだったから、
発症した事に中々気付けなくって、
(考えたら、冬にもお茶欲しがる事自体変だったのに)
ホント怖い事だったなぁと
いまだにトラウマになってます…

本人が「飲みたくない」と言ってるのに
強制されると辛いものがありますよね。
聞けばきくほど困った先生ですね。
校長先生に苦情ではなく、
さりげなく現状を訴えてみてはどうでしょうか?

投稿: ウィリー | 2006年4月25日 (火) 19時56分

ウィリーさん、この病気の子どもたちって、食べたくなくても低血糖だったら食べないといけないし、逆に高いと我慢しないといけないときもあって、どうしても好きにできないことがあるんだから、どうでもいい事はやっぱり強制してまでさせたくないですよね。
そういう感覚が理解できないこの先生。
今度主治医の先生にも会いたいって言われていたから、それまでに主治医の先生に内情を訴えて、うまくその辺を説明してもらおうと作戦中です。
校長先生にも、機会があればちょっと愚痴ってみます。校長先生もこの先生の事はかいかぶっているみたい。言わないとわからないですもんね♪

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月25日 (火) 21時20分

どんなことにも<加減>が大切だと、つくづく思い知らされる先生ですね。
「○○だから○○しなくてはならない」というのが納得いきません。
校長先生が駄目なら担任の先生にそれとなく相談してみては?
主治医の先生がうまく説明されて保健の先生も納得していただけるといいですね。
これから暑くなる時期、それなりに水分が取れるのでは?

「保健の先生すごく熱心にしていただいているのですが、水分を余り飲まない娘にとっては<拷問>みたく感じているようなんですが‥」みたいにそれとな~く言ってみては?(拷問を強調してみて)

もし水分をすすめるなら、なっちゃんに「飲む?」と聞いて「いらない」と言えば「あっそう」ぐらいが一番いいのにね。

投稿: honohono | 2006年4月25日 (火) 21時44分

honohonoさん、そうなんです。どんな親切でも度を越すと単なるおせっかいになります。それも超えると悪意にさえ思えてしまう。
反面教師にしないといけませんね。
冗談っぽくその拷問という言葉を使って今度さりげなく言ってみます。意外と効くかもしれません。とにかくあの手この手ですね。
子どもなんだから身体が求めたら遠慮なんてしないで飲みますもの。
最近はいい血糖値だから(のどが渇かない)お昼の牛乳さえ飲まないで残すそうです。つくづくナツの身体はよくできてます。

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月26日 (水) 08時37分

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宇治辻利の…とかいわれると、それだけでなんか、フラフラっとしちゃうのはわたしだけでしょうか。 [続きを読む]

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