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ナツの担任の先生

 この学校で3年目のナツの担任の先生は、学校でも名物先生で色々といいうわさ悪いうわさをよく耳にします。新学期になってちょうど3週間、初めての参観も終わり、何となくわかりました。

基本的にはすごくいい先生だと今は思っています。ただ一つ問題点は、この先生に好かれる子と好かれない子があってそれによって対応が変わる、手っ取り早く言えば「えこひいき」が激しい。例えば、先生方が書いている学級通信があります。これは先生によって、書く枚数も様々で去年の先生は年間でたったの3枚だけ。そして今年の先生は1週間に平均5枚です。その内容は、子どもたちの学習風景の写真や作文の抜粋(しかも名前入り)ばかり。で、その写真や作文に載せてもらう子がもう毎回お決まり。つまり先生に好かれている子ばかりなんです。

面白いのは、先生に好かれている子とその親にとっては、この先生はとてもいい先生。でも好かれていない子とその親にとって、この先生はよくない先生になってしまうのです。これで親たちの評判が2つに分かれるわけがよくわかりました。3週間でもうこの状態なのですから1年たてば一体どうなるのでしょう。しかもやはり評価してもらっている子たちはすごく成長するそうですが、逆に見捨てられてしまった子は…1年後がこわいです。つくづく子どもの成長って面白い。認めてもらう、誉めてもらう、そうしたら子どもは伸びるということがよくわかります。

さて、ナツはどっちのタイプかというと、最初の1週間は、あまり好かれていなかったようで、帰ってくるたびに先生の悪口ばかり。先生が厳しすぎるとか、怒って机を蹴ったとか、○○ちゃんが怒られて泣いたとか、宿題が多すぎるとか…それを聞くとやはりわたしもいい気持はしません。でも不思議でした。ナツならこの先生に気に入られるとわたしは信じていたのです。先生の好きなタイプはこうです。自分の意見を発表できる子、大きな声で言える子、明るくはきはきしている子。今までナツはいつも担任の先生にはよく誉められていました。特に発症してからは、学校での測定や注射を打つ姿は、頑張っている子というイメージを強くするようです。わたしの勝手な想像ですが、ナツの病気を説明されてこの先生、ちょっと病気を持っている子は苦手という印象を持たれたのではないかなと思います。

1週間たった頃に、用事で学校に行ったわたしは校長先生にこのことを少し言いました。わたしたちが一番心配するのは、ナツが先生に苦手意識を持ってしまうと低血糖を訴える事ができなくなってしまう、これが一番こわいからです。でも校長先生はこの担任の先生の事を高く評価されているようでした。ただあまり最初から厳しくすると子どもたちが萎縮しているようですという事を、わたしの名前は出さずに話しておきますといってくださいました。

そして2週間目から、不思議とナツもこの担任の先生については何も言わなくなりました。どうやら少しずつナツのいいところを見つけていただいたようで、誉めてもらえるようになってきたのです。最近では先生に誉めてもらったと嬉しそうに話します。ほんとに単純なものでそうなると親馬鹿なわたしは、やはり「いい先生ね~~^^」となるわけです。

きのうの参観の後の学級懇談会では少しごちゃごちゃしたようです。「何か質問は?」ということになって、ひとりの保護者が、「最近宿題が多すぎるんじゃないですか」と口を切った途端、他の保護者からも同じ意見が続出。ちょっとした騒動になったようですが、先生は上手に収められたそうです。ちょうどその時には2年生の方に行ってしまっていたわたしは、見られなくて残念でしたが。

たまたま総会が終わって帰ろうとしていると、学校の入り口で同じクラスのお母さんたちと出会い、今度の担任について情報交換が始まりました。その中の一人のお母さんは、とうとう学校に出向き、校長先生、教頭先生を前にしてこの先生への苦情を訴えたそうです。まあわたしも同じような事をしたわけですから、何ともいえませんがちょっとわたしたちの悩みとは次元が違うような、何とも複雑な気持で聞いていましたが、やっぱり自分の子どもに楽しく学校生活をおくらせてやりたいという思いは、どのお母さんも同じなんだなと思います。

職員室の前で、担任の先生につかまったわたしは、状況が変わって、インスリンの変更、測定や補食の仕方が変わることを簡単に言いました。校長先生に事情を聞いてご存知だった先生は、逆にこんな事になってしまって申し訳ないと謝ってくれました。

「いやぁナツさんは、クラスになくてはならない存在だという事がよくわかりました」…

(えっ!たった1時間遅刻しただけで)

「ナツさんはとにかく反応が早くて僕の言うことに瞬時に答えてくれるんですよ。何か質問したら5秒で答えてくれます。病気の事も何とかいいやり方が見つかるようにまた相談していきましょう」    (どうやらナツの言うように、最近はナツのいいところを見つけて下さっているみたい^^;)

帰ってからナツにこの話をしたら、

「ううん違うよ、お母さん。0.5秒よ!だからわたしは先生に『0.5秒のなっちゃん』って呼ばれているの。」      ええ~~っそれって名誉なことなの~^^;単にせっかちなだけなんじゃない…測定してって言った時は5分たっても測ろうとしないのに。それなら家でも瞬時に反応して欲しいわよ!!

とにかく担任の先生とはよい関係が築けそうでホッとしました。今度の家庭訪問では具体的なことも相談していこうと思います。

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コメント

『0.5秒のなっちゃん』なんて凄いですね♪
写真から想像するなっちゃんは<元気で明るい子>だったので、想像通りって事ですね^^v
親としたら「どうせだったら先生に目をかけてもらいたい」ましてIDDMだったら普段から気に掛けていてもらわないと、ちょっとした変化に気付いてもらえないし。過度なひいきは問題有るかもしれないけれど、なっちゃんにとっては良い先生になってくれそうで安心しました。
これで、3人のうち2人はOKって事ですね。後は保健の先生が変わって行ってくれると申し分無し。
我が家のシエリもそうなんですが、普段から明るくて元気な子って分かりやすくて良いと思いませんか?
シエリがイライラしている時は「何かがおかしい!」ってすぐに気が付きます。
急におとなしくなっちゃった時も「あれ?」って思えるので、幼稚園でも早め早めに対応してもらえている気がします。これって小さい子だから分かりやすいのかな?

投稿: ともか | 2006年5月 1日 (月) 07時08分

ともかさんへ♪ナツは小さいときから、元気で明るいだけは取り柄でした。でも最近つくづく思う、やっぱりそれが一番ですね。
参観の日に同じクラスのお母さんたちと話していて、男の子はもう4年生にもなると学校であった事は何も親に話さないみたい、そういえばうちの弟ユウも2年生だけど、段々そうなりつつあります。
女の子でも、ナツみたいに全部話すタイプはちょっと珍しいようです。その点はほんと助かります。
ナツの場合、身体の調子よりも、心の調子が顔に出るかな。嫌なことがあって帰ってきたときは、「ただいま」って言った瞬間にわかります。どっちにしてもわかりやすいタイプがいいですね。
シエリちゃんはどんな小学生になるんだろう、楽しみですね♪

投稿: なっちゃんママ | 2006年5月 1日 (月) 08時54分

こんにちは! いつもまめにブログを書いていて、毎日のことが手に取るようにわかります。保健の先生とのやり取り、初めはちょっとおせっかいな先生かな?ぐらいだったのですが、段々と???になりました。身近にしかも、一番重要な先生がそうだとこれから先どうしいいかわからなくなりますね。やはり、「親」がしっかりとした意見を持って、子供にどうどうとしてもらいたいと思いました。なっちゃんママは、すばらしいです!!
ランタス導入上手くいくと良いですね。出来れば、手間を増やさずにA1cまで下がってくれると良いですね。
校長先生がいい先生で安心してます。これから、まだまだ学校とは付き合っていかなきゃいけないので、楽しく仲良く学校生活を送りたいですね!

投稿: nao | 2006年5月 1日 (月) 14時04分

naoさんへ♪いくら考えてもこんな先生がいるなんて、もう信じられない。ほんとに反省しているのなら電話ででも謝罪してくれたらどう?って思ってしまう。また時間がたてば同じようなもんでしょうね。
子どものためなら親って強くなれますよね。(単に怒りに任せて行動しているだけかも…)
校長先生も言われていたけど、その子に一生涯かかわっていくのはやっぱり親で先生や教師じゃない、医師でもない。ナツの10年後、20年後にわたしは責任があります。その時になってあの時の先生がどうとかこうとか言ったって、いいわけにしかならないですもんね。毎日元気に楽しく学校に行ってくれるのが、何よりです。

投稿: なっちゃんママ | 2006年5月 1日 (月) 17時59分

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