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ついにランタス導入~後編

 (つづき)

ナツが学校に行っている間に校長先生に電話。「主治医の先生がまた学校に説明に来ていただけるとの事なので、時間の調整をお願いします」と。3回目になりますが、調整はいつも学校のほうから、病院に電話を入れて直接日時を決めてもらいます。そしてその日はどんな予定があろうともわたしが同席します。

校長先生もそれが可能ならお願いしたいと思っていたので、じゃあ早速調整しましょうと快く了解してくださいました。こういう成り行きに至ったいきさつ(保健の先生とのごたごた)については、あえて今回は校長先生の耳には入れませんでした。何だか喉元まで言いたくなるのをじっと我慢。

そしてナツ帰宅。

「今日はどうだった、お茶無理に飲まされなかったよね」って聞きたいけど我慢我慢。大人のいざこざにあまりナツを巻き込みたくはありません。ナツが本当に保健の先生の事を嫌いになってしまうのはやはり困るので、何とか避けたいのです。

夕食前になってさりげなく聞きました。「今日はどうだった、補食の時のお茶?」

「うん、今日はお茶は飲まされなかったけど、うがいさせられた。」  

「あっ、そう」(まぁうがいぐらいならいいかな、虫歯予防にもなるし)

「でさぁ、うがいしたらそれを見て、『ほらこんなに口の中にお菓子のくずが残っているでしょう、これが匂いの元よ、だからお茶飲んだらいいのに』って言われた」      はぁ~~~~~@-@   ほんとにしつこい。いつも一言多い!

この前はナツが補食しているコーナーを仕切っているカーテンを、わざわざ保健の先生が、パタパタして「においを追い出さなきゃ」って言われたらしい。よくよく考えてみるとこういうことが毎日続くと、ナツ自身が<補食は悪い事、食べた事は絶対に隠さなきゃいけない、私は悪い事をしている>そういう罪悪感を持つようになってしまったらこわいし、取り返しが付かない。もうこれ以上は無理、何をやっても裏目に出る。こちらの抗議に対して反省するどころか、かえって意地になっているみたい。もう悪循環です。どこかで断ち切らないといけない。

そもそもこういう形での、測定と補食は決して良い方法とは思っていませんでした。確かに発症当時のナツは血糖が28でも平気な子だったので、やむをえず考えた方法で、しかも補食用のお菓子を学校に色々置かせてもらい、食べられるなんて本当に恵まれすぎた環境でした。ついわたしも学校側の好意に甘えすぎていたのかもしれません。いつかは別のやり方に変えないいけないと思っていたのでちょうどよかったのです。主治医の先生からも5年生になるまでに1度入院して、ランタス導入に向けて調整をしましょうと前からいわれていました。それを今年してもいいのにと思っていたのですが、わたしの実父の介護のために踏み切れなかったのです。ランタスに変えたら今のように午前中の補食は必要なくなるし、仮に低血糖になっても100kcalも食べる事はなくなるでしょう。グルコレスキューぐらいですむはずです。

そしてまた主治医の先生に電話。15日に予定していた受診を1日に変えて、ランタスを処方してもらいたい、入院しないでGWを利用して家で調整したいということをお願いしました。学校とのごたごたは言わないで、4年生になって忙しいので午前中の補食が採りづらい。帰宅時間も遅くなったので、いつも家に着くと低血糖(きのうも55でした)なのでということにして。主治医の先生もお母さんさえよければかまわないと言われました。

しかし本当に皮肉な話です。あんなに心配していた学校で補食できなくなる事態は、周りの友だちの反応より、よりによって保健の先生の言動のせいで、おこってしまいました。

「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる」…わたしのポリシーです。これ以上保健の先生の意識を変えることにエネルギーを費やすぐらいなら、ナツのインスリンを変えるほうに努力するほうがよほどいい。帰宅した主人には、主治医の先生と相談した結果、(この部分を強調して)帰り道での低血糖がこわいのでインスリン変えることにしたからってさくっと報告しました。ちょっとぶつぶつ言っていましたが、反対はしませんでした。ナツも注射の回数が1回増える事を納得してくれました。学校での測定と補食がなくなるのならかまないからと。さあGWが大変です。毎日学校に行く時と同じ時間に起きて、同じぐらい運動して、給食の時間にお昼ご飯を食べさせて、もちろん夜間も何度か測って…でもやっとランタス導入に踏み切れる決心ができました。

物事はいい方に考えていきたいです。これでナツにもインスリンの単位の感覚がわかりやすく自分で判断するきっかけにもなってくれると嬉しいです。それでA1cも良くなるという事ないですね。

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コメント

こんにちは♪前編・後編と読ませていただいて深くため息が出て考えさせられました。honoの場合今もランタス1回自己注のみです。(デミペンの出番はないです多分連休あたりにくるかと‥)人それぞれですが長休みに補食を取らないと30台ぐらいになってしまいます。でも、今のhonoの学校の先生がすごく恵まれているんだと痛感しました。保健の先生も教育相談の先生も長男が入学した当初からおられますので‥(行く所がないのかな^^;)代わられた後が怖いと深く思ってしまう出来事です。
この春の遠足、保健の先生が同行しないため、校長先生から「お母さんも同行できませんか?」と担任の先生を通じて言って来られました。気にはなるのですが「私が行くことで他のお友達にも<混乱>を引き起こすことになるので出来たら避けたい」と言う旨を伝えました。

なっちゃんの心に「補食=悪いこと」とうえつけられる前に何とかよい方向にいってくれたらいいですね。ランタスもなっちゃんにとって「コントロールすごくいいんだよね」と言う風になってくれること願っています。また結果教えてくださいね♪

投稿: honohono | 2006年4月28日 (金) 13時52分

honohonoさん、わたしも去年は校長先生から遠足に一緒にって言われました。でもそれは「お母さんが心配なら来られてもいいですよ」というニュアンスだったので断りました。先生方にお任せします、と言いました。その辺の雰囲気が難しいですよね。学校が責任持って見られないから見てくれなのか、honoちゃんが不安だからお母さんが一緒のほうが、なのか。お母さんが家にいても心配なら来てもいい、なのか…でも一事が万事なので、できれば普通の子と同じがいいですよね。
わたしも意外とランタスで全てうまくいくんじゃないかなって期待しています。注射の回数が1回増える事は嫌だけど、ナツが納得してそれで休み時間がつぶれないのなら絶対にそのほうがいいですよね。

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月28日 (金) 19時23分

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