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母、きれました…

 昨日の事です。学校から帰るなりナツが、

「今日、補食の時に、保健室にいた5年生の子に保健の先生がいきなり冷蔵庫を開けて、補食のお菓子を見せて、これはナツさんのお薬なのって説明するの、なんか嫌だなぁ」

ええっ~~何それ!(ナツの補食は今でも保健室の冷蔵庫に入れています。去年の夏にチョコレートが溶けるからと冷蔵庫に入れだしてからそのままなんです)

そういえばその前の日に、保健の先生と話をした時、こんな事を言われました。

「わたしはね、ナツさんの周りの子どもにもっとこの病気の事をわかってもらって、補食はお菓子だということを理解させたいの。ほらなんでもそうでしょう。隠すから知りたくなるけど、全部説明したら、それも専門用語とか使って言ったりしたら、子どもってそれ以上聞こうと思わなくなるのよ。性教育だってそうでしょう」

さてはあの先生早速その実践をしたんだなと直感しました。

性教育と病気の事を一緒にしないで欲しい。それに病気の事はクラスの子にはきちんと説明したので、みんなわかってくれているし、お菓子を食べている事も知っているけど、じゃそれをもっと説明したからといってみんなの前で堂々と補食ができるかといえば、それは問題が違うのです。

保健の先生はナツが最近保健室での補食を嫌がっているのを、他の友だちに知られたくないからだと思い込んでいるのです。でも本人の意向も聞かないで勝手にしていいことなのかな、どうして何も知らない子にまで、わざわざ知らせないといけないの。こんな事していると学校中にナツの補食のことや病気の事が知れ渡ってしまう。

いろいろ考えて、ナツをお習字に送った後、電話をしました。保健の先生の言い分はこうです。

たまたま見つかったから弁解のために説明しないといけなくなった。今は先生が代わったこともあってとにかく保健室の出入りが激しい。誰にも見られずに補食をするのには無理がある…と。

感情的になってわたしは、その相手の子が町内でも有名なスピーカーであること、ナツとは今までもあまり折り合いがよくないのに、その事を知られたことでナツはすごく辛くなっている事。これからもこういう事があるのなら、もう補食にはお菓子を使わないでお薬に見えるもので対応する事、インスリンも種類を変えて今までほど補食の必要がないようにする事をかなり強い口調で言いました。

「補食の問題はすごくデリケートで、実際に友だちのちょっとした一言で学校で補食が採れなくなり、真っ青になるまで我慢して休み時間にトイレに駆け込んで補食する子どももいます。そんな事が重なると学校に行くこと自体が苦痛になるのに。とにかくナツの気持を一番大事に考えて欲しい」と。この言葉が効いたのでしょうか、急に先生の態度が変わりました。

「ナツさんがそういっているんですか?」って言うので、

「そうです。本人はとても嫌がっています。」というと、急に

「それはじゃあわたしのやりかたがまずがったんですね。すみません。謝ります。今、電話口に出してもらえますか」って言われて、習字に行っていないと言うと、今からその時の状況を説明したいので学校にお母さんだけでも来てくださいとのこと。補食も保健室以外にどこかできる場所を考えますと言われました。

わたしはお習字の迎えに行かないといけないので今は時間が取れません。補食の場所についてはナツが帰ったら本人と相談して考えますといって電話を切りました。

30分後、保健の先生から電話。保健室のベッドのところがカーテンで仕切れるようになっているのでそこの一角を使って欲しい、それなら誰にも見られないから、今からでも早速見に来てもらえないかとのこと。

お習字が終わったナツをそのまま迎えて学校に向かいました。

いきなり弁解です。「ほらあの時はね。たまたま見つかってしまってとっさにそう説明したのよ。でも先生がすぐに、○○ちゃんを呼んできてって部屋から出したから、きっと見た事なんて忘れているわよ」とか、「○○ちゃんも最初になっちゃんお菓子食べるの?って聞いたから、知っているのよ」とか…まぁ確かに同じ町内の子なのでナツが保健室で補食をしている事も知っているかもしれません。わたしもあまりにも、不自然だとは思ったのですが、あんまり一生懸命弁明されるので、ナツにもそれでいいでしょうって言いました。

そして次からはここにカーテンを引いて、補食してねということで納得して帰りました。

この先生、何から何までそうなんですが、今までわたしたちと前の保健の先生で試行錯誤しながらしてきた事を何も知ろうとしない。そして一から提案をされる、そんな事はもう何度も試したりやったり考えた上で、今がある、このやり方しかないのに…でもそういうことを見ようとしない。

例えば、お菓子に見えないようなパッケージのお菓子を見つけたから補食に使ってと言って買ってこられたり、お茶で口をすすぐとお菓子の匂いが消えるからと言ってペットボトルのお茶をナツに飲ませたり、すごく熱意があるのは嬉しいのですが、少し何かがすれ違っているのです。

帰る車の中でナツも、「あんなの嘘よ。だってわざわざ先生が冷蔵庫開けて見せたのよ」って言っていましたが、これ以上問い詰める意味もないし、きちんと謝ってくれたので、この件は「雨降って、地固まる」になってくれるといいのですが。

わたしも今回のことではきちんとこちらの言い分を伝えたし、少しこの病気の奥の深さ、大変さがわかってもらえたかなと思えたので、気持はすっきりしました。まだまだいろいろな事が起こる気もしますが、とにかく一つ一つ解決していくしかないようです。改めて、前の保健の先生の目に見えない気遣いやさりげない優しさがなつかしく思い出されます。とてもとても疲れた2日間でした。

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コメント

こんばんは~☆
<母のプライド>と共に読ませていただきましたが、
私がこんなに嫌な気分になったという事は、
なっちゃんママさんの心はいかばかりか、と心配です。
子供は<この大人は自分の事をちゃんと考えてくれてる>かどうかを
感覚的に察知できるんじゃないかと思いますので、
きっとなっちゃんの中では<信頼できないヒト>と映っているのじゃないかしら。
のじおの学校の保健の先生も今年新しくなり、担任との3人面談の時には
「はいっ!わかりました。」などと明るいカンジだったので安心していたのですが、
数日前にのじおがたまたま保健室で測定&注射した時に、
「キャンプも行ったほうがいいわよ。」とおっしゃったそうです。
どんな話の流れでこのような話になったのかわかりませんので
なんとも言えないのですが、私としては、
<そんな事、親の私達が一番良く知っている!あなたに言われる
筋合いじゃない。>と思ってしまいました。
無関心も困るし、かといって一歩踏み入れ過ぎも困りますね。
まだ始まったばかりなので、両方の先生とも、私達がしつけていくしかないのでしょうか。

投稿: のじおママ | 2006年4月22日 (土) 21時35分

こんばんは♪
私ものじおママさんと同じ意見です。子供って大人より純粋できれいな心で見るから自分にとってどうなのかは敏感に感じとってます。保健の先生もベテランかもしれないけど、まずは前任の先生と同じようにするべきだと思います。その上でナツちゃんのいいようにやりやすいようにしていくべきです。
第1にナツちゃんを知ること。なっちゃんママさんを知ること。
それが大事なのではないかと思います。
この件でこちらの気持ちを理解してくれたらいいですね。

投稿: honohono | 2006年4月22日 (土) 21時50分

しかしこの保健の先生・・・ ずれ過ぎていますね。
以前からの言動からしても ??って事ばかりだし。
でも、なっちゃんママがしっかり意見した事で
少しは保健の先生も 自覚の足りなさを実感したのでは?
なっちゃんは冷静に保健の先生を見ているみたいだし
子供ながらに 先生との付き合い方を考えていくでしょうね。
これからはどんどん保健の先生には意見した方が良さそうですね。
なっちゃんママ 保健の先生を指導してあげて~!!

投稿: プルメリア | 2006年4月22日 (土) 22時06分

何の為の<養護教諭>なんだろう?と思ってしまいました。
保健室って最近<避難場所>だったりもするって言いますよね。こんな先生のところだったら、避難して来たら心が潰されちゃうかもしれない、、、
まずは子供の気持ちを第一に考えて、お菓子を公表するなら、なっちゃんが納得した上ですべき事なのをどうして分からないのかしら?
これじゃただの自己満足ですよね。
<養護教諭>として一番大切な事が欠けている気がします!

なっちゃんママさんも、言うべき事は言った方が良さそうですよね。
やっぱり「子供を守れるのは親なんだな〜」と思わざるおえない出来事ですね。ちょっと悲しいT_T

投稿: ともか | 2006年4月23日 (日) 07時10分

のじおママさん、長い長いわたしの愚痴を読んでくださったありがとう。自分の思いが人に伝わらないってほんとに疲れる^^;この前からの風邪もあって最近、いつもほど甘いものも食べたくないわたしです。(いいことかも…)
ナツもどうもこの先生は苦手なようで、やっぱり子どもの人を見る目はすごい、本能的にわかるんでしょうね。
のじおくんの、新しい保健の先生もイマイチなようですね。でもこの先生たちが2年で異動というのは考えられないから、修学旅行は一緒に行くことになりそうですね。それまでにもっともっと、しつけていきましょう♪

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月23日 (日) 09時51分

honohonoさん♪前の保健の先生から、内緒で電話をもらいました。その時に「今度の先生は、わたしと180度タイプが違うの」って言われていたので、実感!です。「引継ぎも十分に時間をかけてやりたかったのに、IDDMの子どもは前に担当した事があるって言われて、これが資料で…って説明しても、ハイハイ、わかりましたっていう感じで十分に伝えられなかった」そうです。
何だかその時の様子が目に浮かびそうです。IDDMの子どもを担当したのなんてもう15年も前のことなのに…こういうタイプが一番困ります。
ベテランが何でもいいってわけではないですね。

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月23日 (日) 09時57分

プルメリアさん、そう!ずれすぎなんですよね。補食の時には、お茶を持ってきて一緒に飲んだらいいのにって言われたので、「前からそういうんですが、本人はあまり水分を欲しがらないんで」っていうと、「糖尿病なんだから水分はしっかり摂らなきゃあ、そんな事していたら、絶対に腎臓傷めるわよ」ですって^^;
人が気にしている事を(*_*)
で、次の日、やっぱりナツはお茶を持っていかないので、自分が買って用意したお茶を無理に飲ませるの…??
信じられない言動です。これからもどんどん思ったことは言うようにします。ナツはそれなりに付き合っていくと思う。これもナツにとってはいい勉強(?)ですよね♪

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月23日 (日) 10時05分

ともかさん、ナツの病気がきっかけで普通の保護者以上に学校とはかかわることが多くなったけど、何だか学校に対して、がっかりする事が増えた気がします。掲示板とか読んでいても、この病気の子どもの保護者の方で「学校関係者はみんな敵」みたいな考え方の人もいて、やっぱりそれは悲しいことですよね。
ナツのためにも先生方とはいい関係でいたいのに、むずかしいです。
自己満足…ほんとにそうです。別に頼んでもいないのに、補食とかお茶とか、勝手に用意して、それをこんなにしてあげているのに…みたいにアピールされると、うんざりです。でもこれからも頑張りますね♪

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月23日 (日) 10時13分

こんばんは~。
ほんと、ともかさんが言われるように自己満足の為の言動にしか見えませんね・・・
あくまでなっちゃんやママのサポートであるべきで、主導で動こうとされては困りますね>_<
しかもなっちゃんの気持ちを考えていないようでは本末転倒というか・・・
こちらは大事な大事な子供を預けているのだから、怒って当然です。これでもっと慎重に対応してくれるといいですね。
応援しています・・・!!

投稿: はるママ | 2006年4月24日 (月) 00時43分

はるママさんありがとう^^みなさんからの応援のコメントはとっても心強いです。同じ立場のお母さんたちでないとこの気持ち、わかってもらえないですもんね。
これからもナツのためには、言うべきことは言うつもりです。今回の事で保健の先生も少しはわかってくれるといいんですけどね。

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月24日 (月) 09時09分

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