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吸入薬の進歩~喘息の場合

109_0955  先週の金曜日、わたしは風邪を引いて珍しく病院に行きました。喉の痛み、鼻づまり、頭痛と久しぶりにフルコースの症状に悩まされましたが、さすがに1週間もたつとうそのように身体も軽く、すっかりよくなりました。風邪のほうは…

というのも、実はわたしは、軽い喘息をもっています。歴5年です。風邪が症状を引っ張ってくることが多くて、特にこんな春先に風邪を引くと決まって喘息が出ます。

今回も風邪は治っているのに、逆に咳が出始めます。症状も毎回同じではなくて、咳が続く時や、咳き込みがひどい時、咳は全くないのに呼吸が苦しくて吐き気までするとき。と様々なので、まだこの病気に関しては自己コントロールが下手なわたしです。でも最近になって少し賢くなって、どうせ風邪を引いたら喘息になるんだからと、予防のための吸入を風邪と同時に始めることにしています。

この吸入はよくテレビとかに出てくる発作をおさめるための吸入ではなくて、気道の炎症を抑えるステロイドの吸入です。だからすぐに効果が出なくて、吸い始めてから4、5日でやっと効果が得られます。もちろん症状が出ると、これだけでは抑えきれないので、気管支拡張剤も必要になってきますが、わたしはぺたっと身体に貼るテープのお薬をもらっています。

この吸入のお薬もこの何年かの間にすごく進歩しました。写真の左が5年前にもらった吸入器です。この中にディスクになった薬剤をセットして吸入します。そして右が、去年の12月にもらった最新の吸入器です。これは最初から薬がセットされていて、使い捨てです。何だかインスリンのキットタイプといった感じです。

朝と夕方に1回ずつ吸入しますが、新しいタイプに変わってからは、吸っている感じが全くなくて、ほんとに薬入っているのって疑いたくなるぐらい。インスリンもいつかはこんなふうに吸入で体内に取り入れることができたら、どんなに楽だろうと思います。もちろん海外では既に臨床に取り入れられているとか…

わたしなりに考える問題点は、薬の単位の設定の問題。喘息の薬だと2種類の量の違うタイプものがあります。そしてさらにその薬も吸入の回数で量を調整しています。

朝1吸入、夕1吸入という具合で、症状が重い人で、一日8吸入ぐらいかな。でもこれをインスリンのように日によって食事によって0.5刻みの調整となるとやっぱり難しいだろうなぁって思ってしまいます。

もう一つは100%吸いきるのは難しいということ。以前使っていた吸入器だと、4回分の薬剤がセットできるのですが、それを吸い終わって交換する時によく見るとディスク内に微量とはいえ、いつも少し薬剤が残ってしまいます。大人でさえこれだから、やっぱり子どもにとってこの吸うというやり方は難しいかもしれません。そんな事を考えると、注射で入れるという方法は、すごく理にかなっているし一番いい方法なんだなと思えます。ただ一つ痛みさえなければ…ですが。大人になって食事しながらテーブルの下でさっと注射というのは、席をはずさなくてもいいけれど、いきなり外食先でみんなの前で、インスリンの吸入っていうのは、きっと目立ちすぎ。そんな事を思うと、大人のIDDMの方たちなら、いくら吸入タイプが出ても注射のほうが楽でいいという方もいるかもしれない。

もしインスリンが飲み薬になったら…飲み薬が大嫌いなナツには絶対に無理、それに吐き気があって飲めない時が大変。

もしインスリンが貼り薬になったら…皮膚の弱いナツだと、かぶれが大変。貼る所がなくなってしまうよ~~

もしインスリンが座薬になったら…絶対、絶対いや。

それに不思議と注射が一番忘れる事も少ないような気がします。他の薬だと絶対に飲んだかなとか、吸ったかなって忘れる事もありそうで、やっぱり注射がいいということなんでしょうね。それならせめて痛みのない注射針の開発をどんどん進めていって欲しいな。

10年後、20年後が楽しみです。でも一番いいのはもう一度自分の膵臓からインスリンが出るようにしてくれる薬が開発されているといいな。喘息の吸入をしながらそんな事をつい考えてしまう母です。

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コメント

喘息たいへんですねー。うちは娘が、発症する前に喘息で、毎日3種類の吸入と、2種類の薬を飲んでいました。すごくいやそうだった。インスリンと両立できなくなって、ほんとはいけないのだけれどやめざるをえなくなったんです。結局、DMを発症してから喘息はすごく軽くなって、今ではほとんど出ないんですよ。
正直、吸入と飲み薬よりより注射のほうが楽だって言ってました。

何があっているかは自分しだいだけれど、注射でも吸入でも好きなほうを選べて、しかもどっちも楽だという時代が来るといいですね。娘が喘息のときは、ゴールデンウィークは要注意でした。なっちゃんのママさんもお大事に。

投稿: もっちん | 2006年4月21日 (金) 20時46分

もっちんさんへ♪DMを発症したら、喘息でなくなるなんてすごく不思議!でもほんとによかったですね。あれもこれもなんて、やってられないですもんね。多分このまま成人しても治まると思いますよ。小児喘息は大人になって治っていく人も多いので…わたしのような成人喘息はとにかく出ないように出ても軽くすむようにしていくしかなく、年とともに気管も細くなっていくので、うまく付き合って行かなければ…。あっ、でもまた吸入忘れそう。ちょっとよくなるとすぐに忘れてしまって駄目ですね。それに吸入後のうがいが面倒臭くていやなんです。
GW気をつけます。遊びすぎたり疲れが溜まっている時も要注意なんです。もちろんストレスも。

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月21日 (金) 22時12分

なっちゃんママさん♪なんだか似ている所がいっぱいあってびっくりです。
実は私も軽い喘息をもってます。子供を産んで2年目に突然!でした。学生の頃は長距離マラソン大好きだったし、喘息とは無縁だったので正直初めの頃喘息だと言われてもピンときませんでした。喘息と共に喉も鼻も耳も悪くなりました^^;それまで耳鼻科行ったことすらなかったのにね。↑でなっちゃんママさんが書いてる様に大人になったら治ることはないから怒らさない様に仲良く付き合ってくださいねって言われました。私ね喘息の飲み薬、飲めないんですよ。副作用が出るの。心臓がバクバクいってしんどい。だから吸入と貼り薬。最近は喘息さん出てないなぁ~。季節の変わり目は要注意!!
お互いに喘息さん怒らせない様に仲良く付き合って行こうね~☆
お大事に。。

投稿: なつき | 2006年4月21日 (金) 23時42分

なつきさん♪ほんとにびっくりです。わたしは子どもの頃から、鼻が悪いし喉も弱いので、喘息が出るのは自然の成り行きみたいです。わたしの主治医の先生がおっしゃるには、鼻と喉と気管支は胎児の時は一つの組織だったからみんなつながっていると思えばいいそうなんですが。
わたしも飲み薬は苦手なの。胃が弱いので…貼り薬があるっていうのはナツ経由で仕入れた情報です。前の保健の先生の妹さんが、やっぱり成人喘息で貼り薬貼っているよってナツから聞いて、先生に頼んで出してもらいました。そのほうがすごく楽でいいです。
ナツの発症以来、喘息が出る回数増えちゃった気がする。主治医の先生もそういう状況なら無理ないねっていってくれるけど、ストレスってやっぱりこわいです。
それでストレス解消のためにいろいろやっています。
なつきさんも季節の変わり目、お大事にね。

投稿: なっちゃんママ | 2006年4月22日 (土) 10時19分

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