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「トライヤルウイーク」最終日

 今日は、わたしたちの地域の「トライヤルウイーク」の最終日でした。この試みって全国的なものなのか、この地域だけのものなのか、よくわからないのですが、とにかくわたしの中学生時代にはなかったものです。市内の中学2年生の子どもたちが、公的機関、民間企業などで就業体験を行ないます。期間はわずか1週間(といっても月曜から金曜の実質5日間)。わたしの記憶が正しければ、まだ始まって10年ぐらいではないかな…と思うのですが、受け入れ企業も様々です。年々受け入れ先も増えてきているようですが、学校、保育所、幼稚園、病院、美容院、スーパー、個人の商店からケーキ屋さんにベーカリー、レストランに喫茶店。牧場まであります。

なのでこの時期、病院やらお店に行くと、何とも初々しい中学生たちの働く姿に出会えます。地域の人もよくわかっているので、少々もたついていても誰も文句も言わないのです。

ナツの学校にも、各クラスに1名ずつぐらい、「トライヤル」できているお兄さん、お姉さんたちが入ります。なぜか、○○先生と呼ぶそうです。これが毎年腑に落ちないわたし。だって2年前までは小学生だった子どもたち、いくら中学生と言っても、別に先生までつけて呼ぶ事ないんじゃないかな。6年生の子から見たら、2つ年上なだけだし。

「トライヤルのお兄さん」とか「○○中学のお兄さん」でいいんじゃないの?って思ってしまう。そして今日最終日には、クラスの子どもたちが、「トライヤル」の先生たちにお手紙を書いて渡すのです。まめな先生だと、ちゃんとクラスの子、全員にお手紙を用意してくれたり、小さなアクセサリーなんかを作って配ってくれたりするそうです。去年の今頃、もうナツは教室で注射を打っていたので、その時に来られていた「トライヤル」の先生はその様子を知っていました。先生方も詳しくは話さないで病気のせいで注射をずっと打っているとだけ説明されていたようです。

さてさて4年後にはナツも「トライヤル」に行きます。問題はこの行き先でしょう。一体どこに行きたいというのでしょう。隣のおうちの女の子は、産まれつき心臓に穴が開いている病気で5年生の時に手術を受けました。これから先も定期検診が欠かせないようです。そういう体験をしているせいでしょうか、迷わず、市民病院を希望したようです。でもみんながみんな、希望通りにいけるわけでもないはず。どうやって決まるかはまだよくわかりません。

この「トライヤル」の趣旨はいろいろあると思いますが、わたしが勝手に思うのは、最近の子どもたち、「将来の目標」が定まらないまま、何となく進学していくけれど、こういう体験が自分は何がやりたいのは、何に向いているのかという事を考えるいいきっかけになるといいと思うのです。そしてこの1週間の経験から、ぼんやりでもいいから将来の自分の目標が見つかれば、すごく意味のある1週間ということになるんでしょうね。

ナツも今のところは、主治医の先生のいらっしゃる市民病院に行きたいようです。学校もいいんじゃないとかいろいろ夢は広がります。親の心配はもちろん、血糖コントロールのこと、補食のことにいってしまうのです。病院なら話が早いとか、理解が得られそうとか、保育所なら子どもと一緒に軽いおやつが食べられるから、低血糖は防げるかも…間違ってもケーキ屋さんにはいかないで。3時のおやつにケーキなんて出たら追加打ちばかりしないといけないかも。でもお土産は魅力…な~~んて^^;

あっという間に4年ぐらいたってしまうんでしょうね。その時はまた悩みながら進んでいきましょう。いつか社会にでて働くナツのいいリハーサルになったら、すごく意義がありますよね。

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「学校生活」カテゴリの記事

コメント

こんにちは♪
これは全国的なものじゃないですか?でも地方ものかも^^
うちの長男が通っている中学校もあります。でもうちは変で中3がします。それも夏休みの間なんです。受験生の大事な時期にするなんてという意見もあるようです。いなかなので県内どこでも希望でき受験も出来るようですが実質近くの高校を受験します(市内では2校しかないんです)ので定員われしててよほどのことがない限り受かるみたいです。(でもうちの長男はヤバイかも^^;)
行き先には確か小学校はないと思ったので何ともいえないのですが、どんな役割をするかによったりするんでしょうけど、1つ違うだけでも小学生と中学生の差はあります。(実質うちの家が長男中2次男小6なので、2歳しかかわらないんですけど小学生の2学年とは明らかに差があります)
多分生徒さんたちも「先生」と呼ばれることによっていろんな事を学んでいるのでは?
うちも来年で楽しみです。丁度主人の仕事先も入っているんですが「絶対に嫌!」と今から言ってます。でも、精神を鍛えるのにいいと思うので行かせたいなと密かに思っている母です^^

投稿: honohono | 2006年5月19日 (金) 13時31分

こんにちは~♪
なっちゃんママさんとは同じ県なので、こちらももちろんあります^^
近所のスーパーや図書館、のじおの幼稚園にも初々しいジャージ姿の
中学生が働いていて、
思わず「頑張ってね」と声をかけたくなります。
近所の女子中学生によると、トライできる職種は色々あるのですが
人気の職種(幼稚園や本屋さん)に偏っているようですよ^^;
私も将来のじおが<なりたいと思っていた職業>を目指して
頑張ってくれたらなぁ、と思います。
頑張れば、たとえそれになれなかったとしても、
きっと何かが見えてくる、得られるような気がします^^
ただ、今現在のじおはな~んにも考えていない様子^^;
<とらいやる>がきっかけで目覚める、なんて事もあるのかしら・・
でもまだまだ先だわ・・

投稿: のじおママ | 2006年5月19日 (金) 16時46分

広島では【就業体験学習】と言うのが有ります。
中学校2年生の夏休みに行われています。
まず、本人の希望の職種について事前学習を調べる授業が有ります。
職種はほぼ希望通りの受け入れ先を、中学校が探して交渉して下さいます。
例えば「保育士」を希望する子供が多かったら、受け入れ先は幼稚園や保育所ですが、一箇所では受け入れ切れないので、5~6箇所ほど確保してくれます。
でも、現実には市内に無いとか特殊過ぎてとか、どうしても無理な職種というのも有ったりします。
そして、受け入れ先企業との打ち合わせをしてから、いざ就業体験です。
修業体験後にはレポートを提出が課せられています。
あくまでも授業の一環として行っていることですから・・・。
ちなみに我が家のIDDM娘は、希望の職種は「薬剤師」ということで、近所の調剤薬局がスンナリ受け入れてくれました。
実際には「薬剤師」にはなれそうもないけど・・・理想を現実にするには壁が高過ぎたようです・・・でも、とても良い経験にはなったと思います。

投稿: ぱんだマム | 2006年5月19日 (金) 17時26分

honohonoさんのところもやっぱりあるんですね。中3で、っていうのは、意外です。でもそれぐらいのほうが、しっかりしていて企業側は扱いやすいかも…親はこの5日間でぐんと成長してくれるのが楽しみでしょうね。

投稿: なっちゃんママ | 2006年5月19日 (金) 19時06分

のじおママさん、実はわたしはのじおママさんは隣の県(どこだ~~?)だとばかり思っていました。そっか~~同じ県だったのですね。ということは、もしのじおくんが、サマキャンに参加したら、お会いできるということですね。
思わず、「親の会」の名簿を取り出して見てしまいました。でもわからない…
男の子って急に成長しちゃうから、自分のこととか将来の事とか考え出したら、ぱぱっと決めてしまいそうな気がします。
幼稚園はわかるけど、本屋さんが人気なのはちょっと意外。実はすごい肉体労働なのにね^^;

投稿: なっちゃんママ | 2006年5月19日 (金) 19時13分

ぱんだマムさん、夏休み中なんですね。そのほうがいいかも…
やはりこの病気の子どもは、医学方面、栄養方面を目指す子が多いのですね。
余談ですが、わたしの親は、わたしを薬剤師にしたかったようで、今でも時々言われます。でも理数系は大の苦手で、語学系に進みました。それに昔って今ほど薬剤師さんの職業が確立されていなかったから、いいイメージがなかったのです。もしわたしたちの時にもこういう、就業体験ができていたら、わたしの人生変わっていたかも…^^;
ナツは将来どういう方面に進むんだろう、なるべく生涯続けられるようなそういう職業を選んで欲しいと思います。

投稿: なっちゃんママ | 2006年5月19日 (金) 19時19分

トライアルウィークと言うネーミングおもしろい〜
けど、5日間は長そう。ハードそうです。

うちは「職業体験」(honohonoさんと同じく)
中3の7月の2日間行ってます。
長女の時は、小学校(母校は希望者多くくじでもれて、隣校)。
先生か保育士になりたいとすでに言っていたので…
で、今度は長男ですが、彼も「小学校」希望(らしい)。
ただし彼の場合、理由が「給食食べたいから…」
動機が不純なのです(笑)果たしてどうなる事やら。

投稿: ウィリー | 2006年5月19日 (金) 22時28分

シエリの幼稚園にも中学生が秋〜冬頃に来てました!
3カ所くらいの中学生が来ていた気がします。どこの学校でも同じ様な事をしているんですね。
これらの訪問。園児達に大人気で(特にお兄ちゃん)毎日大騒ぎでしたよ。
私が感動したのは、最終日にたまたま園に行ったら、園児達とお別れをしたばかりの中学生に泣きながら道を歩いていた子が数人いた事です。
別れが辛くなる位真剣に遊んでくれていたんでしょうね^^ 将来は幼稚園の先生にはならないにしても、この出会いが活かされる日が来ると良いなあと思いました。

投稿: ともか | 2006年5月20日 (土) 07時31分

ウィリーさんのところは、学校関係希望なんですね。やはりお父さん、お母さんのお仕事を見られているからでしょうね。
2日間は、あっという間に終わってしまいそうです。わたしは、1週間でも短い感じがします。2週間ぐらい鍛えてやってほしいで~~す♪

投稿: なっちゃんママ | 2006年5月20日 (土) 08時29分

ともかさん♪保育所、幼稚園は毎年希望者が多そうですね。子どもって少しでも歳が近い人になつくから、絶対に中学生は向いていると思う。
実はわたしもひそかにナツが家から5分の出身保育所にトライヤルしてくれるといいのにと狙っています。
5日間ぐらいでも、出会いがあって別れがあるって、素敵な事ですよね。

投稿: なっちゃんママ | 2006年5月20日 (土) 08時34分

こんにちは! うちの田舎でもそういえば制服を着た店員がいたなぁ。それが「トライアルウィーク」なんですね!(名前は県によって違うのかもね)なんだか楽しそう! 学校の勉強以外でも学べることいっぱいありますもんね♪
とてもいい経験になりますね。テレビで見たけど、自分たちでお店や株券を作って使っていたり、実際に運用したりして「今の子供はすごいなぁ」って思います。
自分たちの子供がするころになるともう少し、進んでるのかなぁ?

投稿: nao | 2006年5月21日 (日) 12時31分

naoさん、やっぱり全国的なものなんですね。確かに今の中学生には、こういう体験が必要なのかも…でも最近の子どもたちってすごいなぁって思うこともよくあります。小さい頃からパソコンは触れるし。ゲームにしても攻略本とかで学習(?)しているわけだし、ビデオの操作なんてお手のもの。そのうち英語だって子どもがぺらぺら話すような時代がくるのかも。ちょっとこわいです^^;

投稿: なっちゃんママ | 2006年5月21日 (日) 15時58分

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