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「戦っている。。。」の?

 ナツは毎年夏になると…いや、ともすれば1年中「浴衣が欲しい、浴衣買って~~」を連呼しています。そして今年も夏の声を聞きだすとまた始まりました。「浴衣買って~」

でもわたしたちの地域には浴衣を着ていくようなイベントもお祭りもありません。お祭りは丸2日間続く大きなお祭りがあるのですが、浴衣なんて着ていったら、汗でべたべた、思うように動けずばててしまうでしょう。そんなわけでわたしは浴衣を買ってやろうとはどうしても思えないのです。

そして今年、あまりしつこいので「じゃあおばあちゃんに作ってもらったら」ってつい言ってしまったのです。というのも、同居している義母は姪っ子の浴衣作りの宿題のために、娘の家に通っていたのですから(姪っ子は高校の被服科に通っています。)

そしたらおばあちゃん「わたしが買ってあげる」と…。でもそれはわたしはいやなのです。欲しいものを何でも買い与える、願えば何でも手に入る。これを繰り返していたら子どもの経済観念なんて育ちません。それに義母はすごく恩着せがましいタイプ。毎年夏になるたびに、「おばあちゃんが買ってあげた浴衣」を連発されたらたまりません。そして名案。そうだ。オークションがあった。オークションなら安く手に入る、仮に1回しか袖を通さなくてもまたオークションに出せばいいから、レンタルの感覚で買ってあげてもいいかも。ナツも納得しました。そしておばあちゃんにも、「オークションで買うからもういいよ」と言ったのですが…

「そんな人のお下がりなんて…おばあちゃんが買ってあげるから」と一歩も譲ろうとしない。ナツには「もう浴衣のことはおばあちゃんには話さないで」と言いました。そしたら昨日夕食前になってなにやら封筒に入れて義母がナツに渡しました。中にはお金(1万円)とメモ書き。メモにはこんなことが書いてありました。

「…ナツは毎日病気と戦いながら、勉強に運動に頑張っているので、これはごほうびです…」といった内容のことでした。戦いながら…かぁ。一緒に住んでいてもわたしたちの様子をこんなふうに感じていたのかな。まぁ別にいいけど…用は不憫に思うので好きなものぐらい買ってあげるとうことでしょうか。どっちにしてもこういうことをわたしたち親の感情を抜きにして自分の気持ちだけ満足させるために行動に移す。そこがいやなのです。

わたしはナツには、「病気と付き合いながら生きていこう」そういうふうに感じて欲しいといつも思っています。ちなみに義母は70歳を過ぎていますが、今のところ付き合っている病気のない人です。元気すぎる、もちろんいいことなのですが、病気の人の気持ちはわからない、わかろうとしない。無神経な物言いに腹を立てることの多いわたしです。先日、あるサイトの掲示板で我が家の「嫁姑事情」を暴露したので、もうこのあたりのことはご存知の方も多いと思います。

ところで浴衣、そうそう昨日オークションで2500円で帯、下駄までセットで落としました。1万円との差額は…おそらくわたしたち家族の生活費に消えていくことでしょう。そしてこのことに一番面白くないのはわたしよりもユウです。病気があるからごほうび。ふ~~~んといった感じです。

「ねぇユウ。ユウも浴衣買ってあげようか?」「いらない」憮然としていましたが、この子はこの子なりにナツの病気を理解しています。それ以上は何もいいませんでした。そう、今回のことはいい勉強になりました。これからは浴衣は黙って買おうね。

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「IDDMライフ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは~♪

お父様はその後いかがですか?
梅雨明けはしてませんが毎日暑いですね。
暑さがお父様の負担になりませんように…。

お姑さん…「はぁ~」とため息がでます。
「病気と戦っているなっちゃんに…」ではなく「なっちゃんとユウくんに…」となると受ける側は少し気持ちが違うだろうと思うのです。
ユウくんが面白くないのは当たり前だし、「孫には甘い」←おじいちゃん・おばあちゃんの特権かもしれないけれど言ったら買ってもらえる…私もそれには納得いきません。

浴衣…着ることはないですね^^でもオークションで下駄までセットで2500円はすばらしい!
やりますね☆なっちゃんママさん♪

<追伸>
インターネットADSLから光に変更します。それにともないブロバイダーも変更いたしました。
のでブログが変わります。貼り付けておきましたが飛べなかったらごめんなさい。

投稿: honohono | 2006年7月27日 (木) 13時43分

う〜ん。なんか釈然としませんねぇ。
闘病って言葉はあるけど、1型の場合は
共存って感じがするんだけど…??

なっちゃんのおばあちゃんに限らず、
うちの母や主人の母(姑ですね)なんかも
そうなんですが、この世代の人たちって
ちょっとしたものの言い方が 
(悪気はないにせよ)かなり失礼&無神経だな〜
って感じることが多いです。
目上の人なんだけど、ヲイヲイ…って思う。
私は同居しているのが自分の母なんで、
言いたい放題意見する…だったら
楽なんですけど、一言言おうものなら百倍ほど
文句が返ってくるのはわかってるから、
沈黙(ストレスたまります)歯が立ちません。

でも、なっちゃんやユウくんは
なっちゃんママの本音はきっとわかってると
思います。大丈夫…


投稿: ウィリー | 2006年7月27日 (木) 15時19分

honohonoさんへ☆いつも我が家はこんな感じです。それで段々話をしなくなっていくんでしょうね。話をすると全てストレスの元にかわっていくようで…でも義母にしたら、お金を出してあげたら、機嫌がなおるかなと思っているみたいです。
何でもお金と物で解決できると思っています。
わたしは、ちょっとした家族らしい会話がしたいだけなのに。
特にナツの病気に関してはいうことがいつも的がずれていて…嫌なのです。
父のこと、いろいろあります。ありすぎます。本当に人生の最後ってみんなドラマのようです。
またアップします。
光…ですか。すごい、進んでる~また遊びに行きますね。

投稿: なっちゃんママ | 2006年7月27日 (木) 20時56分

ウィリーさんへ☆そうですね。単に語彙が乏しいだけなのかも知れません。昨日久しぶりに本田美奈子さんの闘病の記録をテレビでしていました。
もう亡くなられて8ヶ月とか…
「病気と闘って」っていう言葉が何回も出てきていました。確かにこれは闘ったといえるのでしょうね。でもわたしの父、手術から1年、ガンを持って生きてきました。でも闘ったとは思わないのです。もちろん年齢的なものもあるけど、最初から勝とうなんて思いません。何とかうまく付き合ってきた。そういう気がします。
だから、ナツの場合、ひとつの体質、身体に少し弱い部分がある。その程度でもいいんです。
皮膚が弱い、気管支が弱い、その程度の感覚でもいいのかも。
共存…いい言葉ですね。ナツにはそれぐらいの軽い気持ちで生きていって欲しい。浴衣、あさって届きます。ちょっと楽しみ^^

投稿: なっちゃんママ | 2006年7月27日 (木) 21時03分

なっちゃんママさん こんばんは! またまた2日ぶんの 記事を読ませていただきました。。
お父様 入院されたのですね・・

 お父さんとお義母さん・・・病気の有無の違い・性格の違い・・上手い言葉が見つかりませんが、なっちゃんママは、そのお2人と うまくつきあわれていて スゴイなぁと思います。


 なっちゃんにとって、おじいちゃん・おばあちゃんとは どんな存在の方なのだろう??
甘えられる人? 怖い人? 

 家族の中で、子供にとって 逃げ場 があると精神が落ち着くと聞いたことがあります。

その逃げ場が、時と場合により おじいちゃんおばあちゃんであったり、パパであったりママであったり、兄弟であったり と、いろいろでいいと思います。
 なっちゃんママは、その場の空気をよめる方!

「戦う」ではなく「共存」でね~ニコっ♪
 

投稿: keiko | 2006年7月27日 (木) 21時54分

こんばんは^^
浴衣、私も大好きです♪
ウチの近くでも大した祭りがあるわけではないんですが、
去年は貰った反物があったので、自分の浴衣を作ってみました。
・・・でも、結局着れず仕舞い(T_T)
今年こそは着なければ・・・・・・と思ってます。

なっちゃんの浴衣・・・おばあちゃんが作ってあげればどれだけなっちゃんの自慢になったことでしょうか。
「おばあちゃんが作ってくれたんだよ」って、多分おばあちゃんが亡くなられても(おばあちゃんごめんなさい^^;)なっちゃんは大切にするはずですよね。
私も祖母に作ってもらった浴衣は大切にとってあります。
突然1万円くれても、どんなご褒美だか誰にとってもさっぱりですよね。
ユウ君の気持ちもわかります。
なっちゃんは十分に分かる年齢なんだから、物で釣るのも無理ですよね^^;(ハルなら釣れますよ~)

私の姑とかも将来やりそうな感じがしますねぇ(>_<)

投稿: はるママ | 2006年7月28日 (金) 00時57分

keikoさんへ☆実父と義母、ほんとに今の状況が正反対でしょう。去年の今頃、実家の両親がどっちもダウンしていて、しばらくの間、わたしが食事作りに通いました。配食業者を利用したこともあります。
で、家に帰るとわたしは毎日当然のように義母の食事を作る。義母のほうも特別ありがたいということもなく、それを食べる。その頃は本当にやりきれなくて辛かったです。
どっちもほんとの親なのに…って。ホントは両親のために毎日おいしい食事を作ってやりたかった。今でもそう、母は施設の人が作った食事をとり、義母はわたしが毎日作る。仕方がないことだけど、、、
でもナツはこの3人のじいちゃん、ばあちゃんと実に上手に付き合っています。みんなからかわいがられているし、年寄りうけ(?)するみたいです^^;

投稿: なっちゃんママ | 2006年7月28日 (金) 06時42分

はるママさんへ☆そうなんです。わたしももしかしたら、義母が頑張って縫ってあげるわっていってくれたら、それが一番いいじゃないって思うんです。自分の作りたいものは何でも作るのに、こっちのリクエストには答えてくれません。
昔ナツが「りかちゃん人形」の服を作ってって頼んだときもNOでした。なのにバッグとかはサイズもきかずに適当に作ってもってくるのです。
だからほんとうにナツがかわいいのではないのでしょう。単に手っ取り早く自分の方を向かせたいだけ、一事が万事、この調子なので、我が家はこじれにこじれています。お見苦しい>_<

投稿: なっちゃんママ | 2006年7月28日 (金) 06時48分

IDDMとは共存というか上手く付き合っていけばいいと思いますが、周りとは戦っていく場合があると思います。
なっちゃんの場合のように学校であったり家庭内など時と場合により周囲とは子供を守るために戦わざるを得ない(悲しい事だけど・・・)

嫁と姑はですね・・・長男としては非常につらい立場ですよ。
うちも上手くいってません!○○さん所と同じ様な状況です。決定的だったのがIDDMの発症で油に火を注いだかんじ。
誰も知らない頼る人もいない所へ嫁いできた嫁を守るのは夫である私しかいません。でも、そうかと言って一人の母を放っておく訳にもいかず・・・。
これって、結局何もしないのと(夫として)同じ事なので沙織(母)が耐えていることには変わりない・・・。

沙織がいた頃は上手く緩衝帯に成ってくれていたけれど今は・・・(戦い?)


投稿: 沙織(父) | 2006年7月30日 (日) 18時42分

沙織父さんへ☆ええ~~~っ、びっくりです。沙織父さんのところも…ですか?
火に油、そうそうわかります。ナツの場合、主人の親戚にIDDMの子がいるので、それ自体をどうこうは言われませんが、でも理解も得られない。沙織さんが、緩衝帯。わかりますわかります。我が家では、ナツが伝書バトです。
「おばあちゃんご飯よ」「お風呂開いたよ」これは全てナツの役目です。
だから子どもたちが巣立って行って、また主人と義母とわたしの3人の生活になったら…。
考えただけでもゾッとします。
沙織母さんを守ってあげてくださいね。ちょっとしたねぎらいの言葉、それだけでも十分なんです。ちなみに我が家は…主人はな~~んにもしてくれませんが、話を聞いてくれる、それだけで一応満足しています。だから何とか頑張っています^^;

投稿: なっちゃんママ | 2006年7月30日 (日) 21時08分

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