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ナツがいない3日目

 今のところ何の連絡もない。やっと少し安心できました。今頃楽しんでいるのでしょうね。

プレキャンの時に、この5日間の連絡先をしつこいぐらいきちんと書かされました。

「必ず連絡のつくところ」を2箇所、書いてくださいと…で、どうしてかというと、何年か前に実際にあった話だそうです。低学年の子どもはよくホームシックにかかります。着いた最初の晩から泣き出します。どんなに慰めても夜通し泣いている子もいるとか…で、そんな時に電話口で家族の声を聞いて励まされると、案外けろっとするそうで、最期の手段は家族に電話…なんです。

ところがある家族、いくら電話してもつながらない、自宅の電話を書いていらしたようです。5日間とうとう連絡つかずで、お迎えに来られたときに、聞いてみたそうです。

「何度も電話をしていたんですけど、どこにおられたんですか?」って。そしたら「実は家族で旅行に行っていました。」という返事。これを聞いた時はちょっとびっくりしました。今と違って携帯がまだそんなに普及していなかった時代かもしれません。その事を説明されるとき、キャンプの総責任者のT先生。ちょっと声が怒っていました。

「キャンプ中は責任もって預かりますから、家族旅行だろうが、帰省だろうが、どこに行かれても結構ですが、連絡の付く番号だけはこちらに知らせておいて下さい」と。

連絡先が、○○ホテルとか△△旅館ではいけないと気がひけて自宅の番号しか書かれなかったのかも知れません。でもわたし、ナツがキャンプに行っている間に家族で旅行しようとは思いません。他に兄弟がいるのか夫婦だけなのか、親戚と出かけたのか…まぁそんなのどうでもいいのですが、ちょっと淋しい話です。

さて、ナツのいない3日目、わたしたち親子3人は、久々に実家へ。そして父の遺品を整理する作業にかかりました。先日ある週刊誌の記事に書かれていましたが、亡くなった人の部屋をそのままにしておく…これは結局残された物の慰めのためだけで、亡くなった人にとっては、ありがたくないそうです。それに父は施設のあの部屋にはそれほど愛着を持っていませんでした。暮らしたのも8ヶ月だけ。わたしたちにとっても、あの部屋での父の笑顔はほとんど記憶にありません。辛そうにしている姿しか脳裏に残っていません。

特に無理矢理退院してきてからはほとんどベッドの上の生活で、その頃ベッドサイドにおいていたワゴンに、お薬やらティッシュやら身の回りのものを乗せていました。そのワゴンを見るとあちこちにしみや汚れやらがついていて、どうしても胸が痛くなります。

部屋を片付けて、施設のほうに返すとまた別の方が入居して来れれます。そのほうが母にとってもいいように思いました。父はパソコンが好きでカメラが好きだったので、パソコン関係のもの、デジカメ、マニュアル本がいっぱいありました。プリンターやスキャナも我が家よりも進んでいます。歳がいってからも向上心のある人でした。わたしや姉で使えるものは分けました。そんなこんなで1日があっという間に過ぎていきます。

ナツは今頃何しているだろうなんて、あまり考える時間はないようです^^;

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