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お墓参り

 今日はとってもお天気がよかったので、ナツを連れてお墓参りに行ってきました。父の眠るお墓があるお寺は、県内でもちょっと有名なお寺です。だから今日なんかは観光客も多く、普通は拝観料もいるのですが、わたしたち檀家のものは、無料で入り放題、ちょっと得をした気分。

この前お参りしたのは、確か10月2日の月命日のはず。なのにお花がとってもきれいです。どうやら昨日かその前の日ぐらいに誰かが来てくれたのでしょう。何だか嬉しかったです。父のためにお花を供えてくれる人がいる。

この前もテレビで細木さんがおっしゃっていました。現役アナウンサーの女性ばかり何人か集めた番組の中で、「このまま結婚しないで一生独身で仕事を続けてもいい」という問いに、YESと答えた人の多いこと。その人たちに向かって、「じゃあ、あなたが死んだら誰が線香ともしてくれるの?」って。「自分の死んだ後、お墓に1年に2、3回でもいいからお花を供えてくれる人を作りなさい」って。それ以前に、「女性がみんな結婚しない、子どもを産まない道を選んだら、日本の国はどうなるの?」って言われていました。確かにそう、このまま少子化が進むと、ほんとにどうなってしまうのだろう。介護する人よりされる人の方が、圧倒的に多い世の中って、考えたら怖い。でも普通の人は、自分の老後とかまして死んだ後のことなんか考えないだろうな。

わたしがそんなことを真剣に考えてしまうのにはわけがあります。実は今日、お参りした父のお墓、このお墓にはいずれ母も入るのですが、母以外に3人の叔母たちが入ることになっています。亡くなった父は、8人兄弟の白1点でした。つまり姉と妹が7人います。その中に名字の変わっていない人(わたしから見ると叔母)が3人もいます。ひとりはずっと独身のまま。もう一人は、結婚しないで子どもだけいる人(いわゆるシングルマザー)、そしてもうひとりは、結婚したけれど主人が戦死した人。

この3人の叔母たちにとって父の死はある意味ショックだったと思うのです。父が生きていれば(いわゆる目の黒いうち)は、責任もって父が後の事をやってくれると思っていたはず。その父が先に逝ってしまうなんて。こうなると誰が自分の亡くなった後、葬儀、納骨をしてくれるのか、もちろん残された兄弟、姉妹たちで、誰かがするしかないのですが、じゃあ、もしその叔母が兄弟の中で一番最後に亡くなったとしたら、後はわたしたち姪、甥で何とかしないといけないのです。そうなるといくら結婚して姓が変わったとはいっても、おもや(本家)の娘であるわたしと姉が一番責任があることになります。実際、このお墓もわたしの両親が建てたものだし、お寺のこともわたしたちはよく知っています。住職さんとも懇意です。そして何より、父が亡くなるときに一番心残りだったのは、このことだと思うのです。

そう考えると、少し肩の荷が重いのですが、中でも一番高齢の叔母はもう85歳。今は母と同じ施設に住んでいます。この叔母は一度結婚していますが、すぐに夫を戦争に取られてしまったとかで、でもなぜか名字は結婚前のまま(再婚しやすいようにと婚家の配慮だとか)。そして戦争未亡人ということで、国から相当の手当てを受けています。

この前、その叔母から、「もしわたしが死んだらね、お金はここで貯金通帳はこれで、印鑑はここ…」って教えてもらいました。そして時々わたしと姉に相当のお小遣いもくれます。口にしてはっきりおっしゃらないけれど、死んだ後はお願いねということでしょう。

亡くなる前に父と約束したので、わたしが責任持って、できるだけのことはするつもりでいます。そして叔母の残したものは、他の叔母たちやいとこたち、みんなで平等に分けて配るつもりです。(決して独り占めしようなんて思っていません)

そしてその時にお願いするつもりです。一回でもいいから、この叔母のためにお墓参りをしてあげてねと。さぁ~~~何年先の話でしょうか?でもいつかはくる日のことです。

自分が死んだら、どこのお墓に入るのか、誰がお参りしてくれるのか、ある程度の年齢に達したら、嫌でも考えてしまうようです。そして気になるようです。

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「母の独り言」カテゴリの記事

コメント

なっちゃんママさん おはようございます。ごぶさたしちゃってすみません。
そうですね~ お墓の問題・・・私もパパも実家が離れているので お墓参りもままならず・・・兄弟たちのお嫁さんに頼ってしまうことになるのでしょうか。。。そして私達夫婦が入るお墓って??
考えを先延ばしにしてしまっているなぁと思います。。。

 なっちゃんとお墓参り お父様 さぞ喜んでおられることでしょうね。。。にこっ ってされているこどでしょうね。
なっちゃんママは、親孝行な娘さんだなぁ。

投稿: keiko | 2006年10月11日 (水) 06時52分

keikoさんへ♪こんにちわ。まだ人生の折り返し点にも達していないわたしたち(←ほんと?)老後のことなんて考えられなくて当たり前ですよ~。
なんかね~。お墓参りして、きれいなお花を供えて、線香の煙が立つと、すごくホッとするんです。
単なる自己満足かもしれません。でも何かに手を合わせるっていいことですもんね。日ごろ、些細なことで子どもたちに怒ってしまう自分がちっぽけに感じられる一瞬です。
最近みんなのブログに遊びに行きながらもなかなかコメントが残せません。でも懲りずに覗いてくださいね。

投稿: なっちゃんママ | 2006年10月11日 (水) 08時21分

なるほどなるほど! わかる気がするな~ お線香の香りにホッとする気持ち。。。手をあわせることって大事ですよね!
「お手手のしわとしわをあわせて幸せ~」なんてねっ。

 外来おつかれさまでした~☆

投稿: keiko | 2006年10月12日 (木) 21時07分

keikoさんへ★そうそう!「お手手のしわとしわを…」なんですよ。手を合わせること、いいことですよね。
最近の子どもたち、給食食べるとき、手を合わせて「いただきま~~~す」なんて、やってるのかな。
食事に感謝することも大事ですよね。

ところでkeikoさん。以前にわたし、諭吉さんの臨時収入の話をチラッとコメントに残しました。おぼえてますか?
実は、この叔母さんなんです。この叔母さん、大きな声では言えませんが実はお金持ちです。だって使うことがないですもの。
思わず手を合わせちゃいましたよ^^
主人には内緒のへそくりが~~~~。

投稿: なっちゃんママ | 2006年10月13日 (金) 08時53分

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