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ちょっとショック!です。

 ナツが退院した次の日のことです。ホッとするのもつかの間、主人から意外なことを聞かされました。主人のことはここではあまり書いてこなかったのですが、それもそのはず。何となく最近歯車が噛みあわないと言うか、会話がないというか、時々頭の片隅に「離婚」なんて文字もちらつくし…。子どもたちも時々言います。

「もしお父さんとお母さんが離婚したら僕はお母さんについていく、でも転校するのはいやだなぁ」って…^^;

怖い会話ですが、こういう風にさりげなく言えるうちはまだいいのかもしれません。もちろん具体的に考えたことはないのですが。多分わたしが両親のことに頭がいっぱいで家の事をあまり考えられなくなっていた1年間のせいかもしれません。それに主人とわたしの両親はあまり相性がよくないので、何かちょっとしてことで意見が食い違ってきます。

話は元に戻ります。夜遅く、そして少し酔って帰ってきた主人の話はこうでした。今主人は虫歯の治療で歯医者通いをしています。虫歯というより歯槽膿漏のような感じで歯茎から膿が出ているようです。で、そこの歯医者さんがおっしゃるには、膿の出る歯が3つ連なっているので、稀に根元に腫瘍ができていてそれが原因の可能性があります…と。それならどんなに歯茎の治療をしても無駄なので、一度大きな病院で検査を受けられたらどうでしょうと。

ちなみに主人はバカがつくほど健康な人で、ほとんど病気らしい病気をしたことがない。かかりつけの病院ももちろんない。イマイチ話が見えてこないようで…、それでも腫瘍ということはガンかもしれないという一抹の不安がよぎって「少しショック」だったようです。家に帰って相談されたわたし。勝手な想像ですが、もし腫瘍が原因としたら、仮に良性であろうが悪性であろうと、手術になるでしょう。そうなったら自宅に近いほうがいい。なのでその先生もすぐに紹介状を書かないで、こちらが行きやすい病院に行くほうがいいと思われたのかなと判断しました。

家から近くで口腔外科と入院設備のある病院。ありました。車で40分。ナツが産まれるまでわたしが医療事務で働いていた病院です。ネットで少し調べてみましたが、結局主人は今かかっている歯科の先生に紹介状を書いてもらって、神戸の病院に検査に行くことにするそうです。

こういう話が持ち上がった場合、頭ではわかっていても最悪の事をふと考えてしまうものです。もし悪性だったら…、入院になったら…手術になったら…って、考えても仕方がないのについつい考えてしまいました。一難去ってまた一難ってこういうことなのかな。

ちなみに主人は酒豪でヘビースモーカーであるにもかかわらず、さっきも書いたように持病の一つもない人です。主人の母もそういう人です。だから…というわけでもないのですが、病気の時の気持ちがわからない人…わたしは、いつもそう思っていました。わたしはどちらかというと、アレルギー体質で花粉症で喘息もある。無理が利かないタイプです。その辺が主人や義母には理解できないようでナツのことにしてもそう。病気を持って生きていくということはおそらく自分がそうなってみないとわからない。そんな気さえします。

そんな主人ですが、今回のことは少しはこたえたようで、少しですが態度が変わってきました。自分の人生がもしかしたら残り少ないから…、まさかそこまでは考えていないようですが、人生とか家族とか、そういうことについて考える一つのきっかけになったことは間違いないようです。今までならわたしの話に耳も傾けなかったのに、少しはきちんと向き合ってくれるようになりました。

ナツがIDDMを発症した時にわたしが思ったこと、ナツのために経済的にもそして精神的にも親は両方がそろって必要なんだから、少なくともナツが結婚するまでわたしは元気で健康でいたい…と。そして主人にもそういう自覚を持って欲しい。もちろんタバコも止めて欲しいし、お酒も控えて欲しい。それ以来、真面目に1年に1回は健康診断やガン検診を受けているわたしです。そして偶然にもその話を聞いた日にわたしもちょうど1ヶ月前に受けていた配偶者検診のドックの結果が届きました。

若い時と違って、異常なしの文字が並ぶことがなくなってきますよね。歳をとると…(って一体何歳?)わたしも少しずつですが、引っ掛かることが多くなってきました。その話はまた今度機会があれば…。今は主人のことで頭がいっぱいになりそうですが、結果が出るまで考えても仕方がないので考えないようにしています。そして考えるのは、離婚なんて物騒な話はしばらく置いておいてもう一度、きちんと向き合ってナツのためにも健全な家族でいたいなということです。

こういうことを考えるいいきっかけになったのなら今回のことも悪くないかなって思いながらちょっとびくびくして暮らしていきます。

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「母の独り言」カテゴリの記事

コメント

まったく新しい歯ブラシを開発しました。水ではなく薬剤の強力噴射です、歯間歯周がみがけます(特許)
面白い製品です。

投稿: 雨宮 優 | 2006年12月 4日 (月) 15時37分

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