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突然の入院

 突然ですが、11月20日、21日と1泊2日で入院してきました。20日、月曜日の真夜中、3時にナツが突然起きました。起きるなり「気分が悪い」   「低いの?」って聞きながら、寝る前の血糖値を思い出そうとするんだけど、とにかく眠い。そしたらナツが「違う、吐きそう」

ええ~~~~っ!この一言でしっかり目が覚めました。そしてナツはトイレにダッシュ。かなり吐きました。(汚い話でごめんなさい)頭の中は???でいっぱい。なんだろう、腸カゼかな、食あたりかな、それとも単なる食べすぎかな。腸カゼをもらうといっても、土、日でお休みだったし、どこにも出かけていないのに、寝る前に飲んだ豆乳が賞味期限切れていたから、あたったのかな、でも賞味期限だよ、消費期限じゃないもん。昨日の夕食にグラタンを作ったのに、義母がケンタッキーのチキンを買ってきたから、思いっきり食べたんだよね。しかも3時のおやつにホットケーキも作って食べたし、おかげで血糖は300台だったし、だから食べ過ぎかな…。そんなことを考えながら寝付けません。

「明日学校行けるよね」なんて言っていたナツもそれから30分おきぐらいにトイレに駆け込み眠れません。やっとうとうとしたのは5時を過ぎていました。それなのに7時にユウを起こすと、ナツも起きてきました。寝ていられないほど気分が悪いみたいです。この頃から、吐く物もないので、空えずきになってしまいました。

ちなみに血糖は、3時に測った時は176でした。でも朝には216に上がっていました。実は20日は午後から外来予約の日でした。3時からですが、この調子だとそれまで待たせるのは無理。でも午前中の診察は主治医ではない先生の担当です。できれば午前中に診てもらって、ついでにインスリンも出してもらえるといいんだけどと思い、主治医の先生の携帯に電話してみました。

「何かあったらいつでも連絡ください」といわれて渡されていましたが使うのは今回が初めて。

主治医の先生も、おそらく腸カゼでしょうといわれました。今日の外来の先生に連絡をするので、午前中に来てくださいと言われました。やれやれです。ナツは点滴をするといっても、その中にインスリンを入れないといけないので、違う病院にはかかれません。

実はわたし、ナツがIDDMを発症してから一番恐れていたのがこの腸カゼ。1年に1回はもらってきます。わたしもうつされたことが3回ほどありました。それ以来我が家にはスプレー式の消毒薬まで常備しています。ナツが発症して、最初に腸カゼにになった時、ナツはちょうど検査入院で病院にいました。4日間の予定の入院の最後の晩から嘔吐が始まり、まだ経験のないわたしは、マニュアルどおり、食前にインスリンを打ってしまったのです。食事は何とか取れたものの、食べてしばらくして嘔吐。当然インスリンが効きだし、見る見るうちに低血糖でした。ちょうど病院にいたので、すぐに点滴をしてもらいましたが、食べられない時に下がる。そうすると点滴以外に方法がないのだと改めて思い知らされました。

昨夜も夜間の血糖が176だからよかったのです。その時40台だと、病院に行くしかありません。

8時半に測ると280まで上がっています。朝は何も食べられなかったけれど、ここで初めてQを2単位打ちました。そしてカロリーオフを少しだけ飲んで病院へ。9時にすぐに呼ばれて点滴をしてもらいました。500mlの点滴にインスリンが4単位入っていました。これで一安心。でも点滴しながらもカロリーオフをもどすナツ。水分さえも受け付けません。主治医の先生も覗いてくださいました。お昼頃まで点滴したら元気になるでしょうと言われましたが、お昼になっても2本目の点滴が入っても駄目でした。ベッドから少し起きてトイレに行くだけでフラフラ、なかなかベッドから離れられません。

お昼すぎに主治医の先生から、「一晩だけでも、入院されるほうが」と提案が…。わたしは仮に一口も食べられなくてもインスリンさえ打たなければ下がりきることはない。一日ぐらいならそれでも何とかなると思っていましたが甘かったのです。

「じゃぁジュースが飲めたらなんとかなりますか?」

「ジュースで血糖を上げてインスリンを入れると上がり下がりが激しいでしょう。点滴だとグルコースとインスリンの量をちょうど同じにしているから安定しているけれど、せめてパンかご飯が少しでも食べられないと、身体は体内の脂肪を分解してエネルギーに変えようとする。そうすると脱水になり、ケトンが出て、吐き気や頭痛になりますよ。ますます食べられなくなってしまうから、楽にしてあげるのなら点滴しかないですね」

結局入院を決めました。ユウが帰宅する時間に合わせて家に戻り着替えを用意しました。そして病棟の方に…。入院が決まってナツは少しだけ泣きました。悲しいけれど、普通の子と違う、こういう時にはその事実を突きつけられてしまいます。

血糖の方はというと、朝2単位打ってから病院にいったにもかかわらず、9時半で338まで上がりました。先生にも連絡したのですが、様子を見ましょうということで、その後は順調に下がりました。11時半には214。4時には178。そして7時には97でした。先生がおっしゃるには朝高かったのはウイルスのせい、でも段々ウイルスの力が弱ってくるから血糖が下がってくる…と。わたしは単にブドウ糖とインスリン、少しインスリンが強いのではと思ったのですが…。

7時半に点滴が終わったので、今度はインスリンの量を3単位に減らし、落とす速度も緩めました。これで血糖が落ち着いてくれるといいのですが、このまま下がると…。そうなんです、夜中が怖いのです。まだ口からは何も取れないナツ。しかもブドウ糖にインスリンを入れてしまうから、それ自体を取り替えて作り変えないといけない。ちなみにこの病院は付き添い用のベッドを出してくれません。みんな子どもと添い寝なんです。うわさには聞いていましたが、本当にそうでした。さすがに4年生のナツと一つのベッドに寝るわけにもいかず、わたしは9時の消灯の後、帰るつもりでいました。それとなく当直の看護師さんに夜間の測定の事を聞いてみたのですが、「必要があれば測りますから」という返事。主治医の先生はこの夜は当直ではないので、違う先生に引き継いでくださいました。

必要があれば…ってそれは誰が判断するの?今これだけ下がったら必要だと思うんだけど…。ちなみにこの日の9時のランタスは打たなくてもいいといわれました。もうこれ以上下がらなければいいのに。でも9時前81でした^^;   やっぱり下がってる~~。看護師さんには言いましたが特に指示もなく、9時になっても帰れないよ~。補食にはポカリもブドウ糖もパンも用意していますが、まだ少しむかむかするというナツ。実はこの病院では点滴には吐き気止めを入れないそうです。もしむかむかがひどくて眠れなければ、座薬を入れるか、横から小さな点滴をつないで吐き気止めを入れますが、どうしますかと聞かれ、吐き気止めを入れてもらうようにお願いしました。吐き気さえなければ、補食が取れる。

9時20分、まだその点滴をもってきてくれません。測ると73でした。これじゃぁ安心して帰られない…。いっそもっとカロリーの高いジュースでも買っておこうと自販機に行こうとしたらやっと看護師さんが来られました。

「お母さん、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。まだ73でしょう。下がりきっているわけじゃないし…。急にどうこうないですよ。夜間はわたしたちも様子を見にきますから、安心して帰ってください」って、そこまで言われるので帰るました。測定器はここにおいて置きますのでって言ったけど、使うつもりは全くない様子でした。(つづく)

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