« またまた社会見学 | トップページ | わたし、ひょっとして予備軍?! »

書道展

 12月の9日~10日にこの辺では有名な「A書道展」が開催されます。それに向けての選考、そして練習、最終選考が学校内でも行なわれました。学年ごとに2名しか出してもらえない、由緒ある書道展なのです。ナツは1年生の秋からお習字を習いに行って、頑張って練習しているにもかかわらず、なかなかこのA展に駒を進めることができません。

去年は…5名ほどの候補者の中に選ばれて、学校で遅くまで練習をしました。でも後の4人の子が、どう見ても上手だとか。予想通り2名には入りませんでした。そして今年は立候補制になったとかで、もちろん立候補してきました。4名の立候補があり、その子たちは毎日、家で最低1枚は仕上げて、学校に提出します。それをもう3週間ほどやっています^^;

こういうやり方、全て担任の一存です。練習なしでぱっと選ぶ先生。学校で残って練習を見てくれる先生。そして今年のように全て家でさせる先生。少しでもいい作品を出したい、「A展」の中でも賞をとらせたいということなんでしょう。

頑張って毎日、家で習字の練習をしていたナツですが、なかなか2名が決まりません。お習字の先生のおっしゃる締め切り日はとっくに過ぎています。本当なら先週の終わりに決まるはず。それが週明けに持ち越し、水曜日と言われていたのが、結局木曜日になり…もちろん決まるまでは、立候補した子たちは毎日家で書いて持っていかないといけないのです^^;

でもよくよく聞いてみると、4人のうち、ひとりの男の子は脱落し、残る女の子3人ですが、その中のA子ちゃんは、なんでも4段か5段で、1年生の時から毎年出ています。先生も、「A子は確定だな、後はなっちゃんとB子の一騎打ちだな」っておっしゃっているとか…

で、ナツとB子ちゃんは同じ先生の所に習いに行っています。その中での級は、ナツが2段、B子ちゃんが1級です。もちろんこれはその先生が決めるのではなくちゃんとした書道会の方で認定されたものです。なのでわたしも今年こそはやっとナツがA展に出してもらえると喜んでいました。かといって、手を抜いたわけではありません。水曜日も9時半までかかって書き上げて最後の分を提出しました。そして選考の昨日…

帰ってきたナツからは意外な言葉、「A展にB子が選ばれた。○○先生に聞いたら、『なっちゃん、ごめんね』って言われた」とのこと。そして相当泣きました。そりゃあそうでしょう。あんなに毎日練習して持って行ったのに、習字の先生も楽しみにされていたし、土曜日まで特別に練習に行っていたのに…。

そもそもたった3人の中から2人を選ぶためにどうしてそこまで選考を長引かせるのか?、もっと早く決めておいてくれたら、それほど思い入れもなかったはず。しかもB子ちゃんは大の自慢好き。ナツはそれが嫌なのです。

「いいじゃない、段はナツの方が上なんだし、また来年もさ来年もチャンスがあるよ。もっともっと練習して上の段に上がれるように、頑張ろうよ」とは言いながらも何か納得のいかないわたし。そもそも担任が出張中の今日まで、何のために選考を引っ張ったのか、一体誰がどういう基準で決めたのか。思わず学校に電話しました。きちんとした選考基準があって、こういうところがB子ちゃんの方が上手だと納得がいけば諦めもつきます。

ちなみに相手がB子ちゃん…どうもわたしは何か思惑があるように思えてならないのです。B子ちゃんは、春頃、登校拒否になりました。学校で嫌なことがあると登校できなくなってしまうようです。だからお母さんは担任の先生に何かと気にかけてもらえるように、いつもお願いしています。運動会の組体操でも、毎回ピラミッドの頂点に立たせてもらえるのはB子ちゃん、腫れ物に触るかのように接している担任。わたしの思い過ごしかもしれません。でも今回B子ちゃんが落ちると、おそらくB子ちゃん、また同じ症状になるでしょう。ナツでさえ、「もうお習字なんか止めようかな。明日学校に行くの嫌になっちゃった。だってまたB子が自慢するもん」って言っているぐらいですもん。

校長先生は、わたしの言い分を聞いてくださり、その最終選考をした先生に事情を聞いてまた連絡しますとのこと。そして1時間後、連絡がありました。

「どうやら、最終選考は○○先生がひとりで決めたようです。でもこういうことはひとりで決めるのはやっぱり問題があるし誤解を生むので、もう一度A子ちゃんも含めて白紙に戻し担任、教頭他何人かの先生でもう一度選考します。正直わたしはなっちゃんの方が、太さやはらい方ではちょっと上手に思うんですけどねぇ。それでもし駄目なら、その時は諦めてください」とのことでした。

わたしは、ここまで選考を長引かせた学校の指導には問題があると思うこと、もし今度ナツが選ばれたらやっぱり落とされた子のお母さんからは絶対に苦情が出る、できるなら3名出してもらえないのかお願いしたのですが、こればかりは無理なようです。もし仮に今度はB子ちゃんが落ちたらその時は選考方法をきちんとB子ちゃんのお母さんに説明して納得してもらうからと言って下さいました。そしてナツも納得しました^^

またも結果は来週に先送りされました。でも、ナツにはいいました。

「人生って、そんなに何もかも思い通りになることばかりじゃないよ、運もあるし、頑張ってもそれに比例して結果がついてくることばかりじゃないよ。でも仮に今回落とされてもそれをばねにしてこれからもっともっと頑張るか、嫌気が差して、もう止めてしまうか。この違いはすごく大きいよ」

IDDMと一緒に生きていくナツやわたしには、人の意思や努力だけではどうにもならないことがあることぐらい、嫌というほどわかっています。でもそれでもあえて言わないといけない。そんなことで人生すねてしまったらつまらないもの、たかが書道展されど書道展です。果たして来週結果はどう出るんでしょうか、何とも複雑な週末です。

|

« またまた社会見学 | トップページ | わたし、ひょっとして予備軍?! »

「学校生活」カテゴリの記事

コメント

こんにちは~!
なっちゃん、書道を習っているんですね~☆ 
2段なんて スゴイです! 一生懸命練習してるんですね☆
書道展ですか。。。かなり本格的?な展覧会のようですね。
それに 毎年候補に挙がってるなんて・・・素晴らしい!
でも その選考は、なっちゃんママさんがおっしゃるように なにかありそうですよね^^;
何か 頑張れる事を与えてあげて 毎日登校してもらいたい、という学校の気持ちも
わからなくもないけれど、それならもっと早く決断出来たんじゃないかしら?
なっちゃんの気持ちを考えると、ホントに切ないです(TT)
でも、最後のママさんのお言葉。
これをバネにして頑張るか、やめてしまうか__。
子供達の病気にも 似たような事が言えるかも、と思いました。
う~ん(><) 結果はどうなるのかな。
とても気になりますが、なっちゃんが今まで遅くまで頑張ってきた事は
決して ムダにはなりませんものね^^

投稿: のじおママ | 2006年12月 1日 (金) 17時03分

のじおママさんへ★今日、候補の3人が校長室に呼ばれて、校長先生から来週決定するからもう少し待って欲しいと説明があったそうです。(担任は出張中なので…)
これで駄目なら潔く諦めるつもりですが、その後のフォローが問題ですよね^^;

実は校長先生に言うべきか言わざるべきか、迷いました。わたしが言わなければ、あのままB子ちゃんが選ばれて終わったはず。人生ってそういうものだよって教える事も必要かもしれないけれど、何か引っ掛かるんですよね。おそらく先生は何とかB子ちゃんを選んであげたくて、B子ちゃんがいい作品を持ってくるのも待って選考を長引かせていたような、そんな気がして仕方がないのです。
最終選考に当たった先生の「ごめんね」って言う言い方も引っ掛かるし、はっきりB子ちゃんの方が上手だから仕方ないでしょうって言われるほうがすっとするのに…。そしてその先生が今日はナツにすごく優しかったらしいです。
真相はわかりません。でも言わずにすねてしまうより、納得できてよかったとおもいます。
親バカですが、ナツはとってもいい字を書きます。もうそろそろ賞を取らせてやりたいって心底思いました。結果…ご期待くださいね。

投稿: なっちゃんママ | 2006年12月 1日 (金) 17時49分

なっちゃんママさん こんばんは。
ふ~ん そうだったのですね・・・

 私だったら 自分の娘が選ばれなくて 泣いた時、
諦めさせているような気がする。。 なっちゃんママは 
学校へ電話して、再度選考し直し をしてもらうなんて
すごいな~って思いました。
私は、なっちゃんママみたいに 自分の子供のこと 守ってあげられるだろうか。
自分の子供を信じてあげられるだろうか。。。って考えさせられました。

 だから、なっちゃんは ママに 学校での出来事 イヤなことも含めて 全部話すのでしょうね・・・それほど、なっちゃんママは なっちゃんにとって 自分を守ってくれる存在なんだろうな~ 果たして 私にそれがあるのだろうか。。。

  なっちゃんのお習字 見てみたいな。 

投稿: keiko | 2006年12月 1日 (金) 21時32分

なっちゃんママ、こんばんは☆
毎日毎日習字を書いていたナツちゃんも本当にお疲れ様でした。
そのがんばりが、きっといつか実を結びますよね♪
2段だなんて、すごいです!!
上手くなりたいという気持ち、大切ですよね。

担任の先生の選考基準納得いきませんね。
校長先生の言うとおり、また公平に判断が下るといいですが・・・
もしダメでもナツちゃんはそこから立ち上がれる勇気と大きな心を持ってますもんね。
B子ちゃんの性格の問題で選んだのなら・・・ 学校側の判断に??ですが、しかたないのかな?
でも、そういう逆境から這い上がるといいことが待ってると思うけどねぇ^^

がんばれ!! ナツちゃん♪

投稿: nao | 2006年12月 1日 (金) 21時53分

keikoさんへ★実は今でもこれでよかったのかなぁって思っています。わたしも校長先生が今の先生でなかったら電話したかどうかは??です。
でも最近は「あゆみ」の評価でも納得がいかなければ保護者から電話からかかってくるとか…
ただ文句を言ったものが勝ちみたいなやり方を子どもに見せるのも嫌なんですよね。
ナツもA子ちゃんにはかなわないって自分でわかっています。「A子はうますぎるもん、でもB子よりは絶対にわたしの方が上手だって思う」って言ったので、ナツにも納得させるために、電話をしました。
去年みたいに候補の子たち5人ぐらいで放課後に残って練習していたら、お互いの字を見て勉強にもなるし、○○ちゃんの方が上手って子どもなりにもよくわかっているようです。
それに仲良く練習したから誰が通ってもそんなに文句も出ません。今年はどう見ても担任のやり方がまずいって思います。
主人にこの話をしても反応は特になし>_<

校長先生の話では、落ちた子には学校の方から賞を出しますから、それも楽しみにしておいてね。今用意しているんですよってお話があったそうです。
校長先生、こういうことは選ぶことよりも後のフォローが大事なんですっておっしゃっていました。今の校長先生でほんとによかったなぁってしみじみ思います。
もし賞が取れたら、写真アップしますね。見てやってくださいね。親ばかです^^;

投稿: なっちゃんママ | 2006年12月 2日 (土) 09時09分

naoさんへ★B子ちゃんはほんとにデリケートな子で、春頃は学校に行く時間になると嘔吐したそうです。冬場も寒いこともあってか去年は登校拒否。
ナツが「もう習字なんか止める、学校行くのも嫌になった」って言ったときに、ナツでさえこれなら、B子ちゃんが落とされたらどうなるんだろうって思いました。でも、そのためにナツが我慢するのも嫌です。担任の先生はその辺のことまで考えてのことかもしれませんが、それならその後のフォローをお母さんといっしょになって考えるのが学校の役目。

子どもの気持ちとか子どもの世界って大人ではわからない部分がありますね。

投稿: なっちゃんママ | 2006年12月 2日 (土) 09時18分

B子ちゃんのことを全然知らないので、的外れかも知れないけど、発達障害児の場合のことを書かせて下さいね。
これは私の意見と言うよりは、佐藤 暁先生の説の受け売りなんですけど・・・。

スポーツやゲームで、負けるとパニックになっちゃう子っているでしょ?
なんでそうなるのかを考えた時、ゲームにしてもジャンケンにしても、〔勝つ〕 〔引き分け(あいこ)〕 〔負ける〕の、3種類のシナリオがあります。
でも発達障害のある子は、”勝つシナリオしかない”んですね。
だから、引き分けやあいこはまぁまぁ受け入れられても、負けは受け入れられない・・・。
だって、”負けるというシナリオがない”んですから。
それならどうするか。”負けるシナリオ”を作ってあげるんです。
子どもたちとジャンケンをしたりした時、思いっきりおどけて「わぁ~! 負けちゃったよ~!!」と言う(しかも楽しそうに)
つまり、安心して負けることができるように導いてあげるんですね。
そういうことの積み重ねで、本人の中に、”負けるシナリオ”が構築されていくんです。

私達は勝つことばかり考えてしまうけど、なっちゃんママの言葉「人生って、そんなに何もかも思い通りになることばかりじゃないよ、運もあるし、頑張ってもそれに比例して結果がついてくることばかりじゃないよ。でも仮に今回落とされてもそれをばねにしてこれからもっともっと頑張るか、嫌気が差して、もう止めてしまうか。この違いはすごく大きいよ」
これってすごく自然に【安心して負けることが出来るように導く】に繋がってる気がします。

投稿: ぱんだマム | 2006年12月 4日 (月) 16時14分

ぱんだマムさんへ★いつもありがとうございます。すごくわかりやすいお話で、あっそっかーって思わずうなずいてしまいました。
発達障害児のお子さんももちろんのこと、誰しも心の中にこういう部分があるのかもしれませんね。特に気持ちが弱っている時とか、嫌なことが続いた時、こういう心理状態、わかる気がします。
実は今日、結果が出て帰ってきました。わたしは駄目でもいい、いい経験をしたぐらいで今後にいかそうと思っていましたが、無事に学年から2名の中に入ることができました。
そして例のB子ちゃん、今日もナツと一緒に遊んでいましたが、今のところそれほどショックでもないようです。校長先生のフォローがよかったのか、それほど思い入れがなかったからか、それとも成長したからか?わかりませんが、やれやれです。

投稿: なっちゃんママ | 2006年12月 4日 (月) 16時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/47488/4379670

この記事へのトラックバック一覧です: 書道展:

« またまた社会見学 | トップページ | わたし、ひょっとして予備軍?! »