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娘として、母として。

 2年前のちょうど今頃からわたしの介護生活が始まりました。それまでは何とかふたりで生活を送っていた両親。ちょうど2年前の6月の終わりに母が体調を崩し、そして7月に入り、父も体調を崩し、否応なく、実家への片道40分の介護生活が始まりました。時には毎日、少ない時でも週に一日。おかげでわたしのムーヴはもうがたがたです>_<

そんな生活も呆気なく2年間で終わりました。10年間も親の介護をしたなんていう話を聞くと、ただただ頭が下がります。わずか2年間でもわたしにとっては本当に大変な日々でしたから。

しかもナツがIDDMを発症して8ヶ月しか経っていなかったこともあって、余計に大変でした。いつも思ったのは、両親のこととナツのこと、天秤にかけないといけない時がきたらわたしは一体どっちを優先したらいいんだろう、そんなことを考えながらの2年間でした。

今思えばナツのことがあったから、頑張れたのかな、ナツのことを受け止めることができたわたしたち家族だから今度もきっと乗り越えられる、そう思えて頑張れたのかな…。

でも正直、この2年間の中でナツがIDDMでなかったらよかったのにって思うことも色々ありました。

両親のことで手がいっぱいの中での、ナツのサマキャン。身体がふたつ欲しいって何度思ったことか…。

父の退院の日に、学校からの電話。「ナツさんがお昼ご飯を食べられないと言っています。」当時はミックスだったので本当に焦りました。何とか保健室に置いている補食で持たせることができました。父を家まで送っておいて、学校に戻ったら、元気に遊んでいました^^;

父の主治医の先生との大事な話の最中にいつも「低い~~」とナツ。あわてて看護師さんが椅子を持ってきて座らせてくれたっけ。

体調が悪くて学校は休んでも、わたしの車で実家へ行くふたり、おかげであの子たち、どんなに熱があっても車に乗るのは平気。

葬儀の読経の中で、そっと口にしたブドウ糖。肌身離さず持っていたインスリンポーチ。

そしていつも携帯の呼び出し音におびえていたわたし。

母として娘として、本当に大変な2年間だったなぁってしみじみ思います。

今は、もう両親のことで心を悩ませることも痛めることもなくなって、そして同時にナツももうすぐ自立していきます。

大変な時期って重なるのかな、もう少しどっちかにずれていてくれたらよかったのに。

あっそうそう、嫁として役割、まだしっかり残っています。姑はまだまだ元気ですから、でもいつか、また介護生活が始まるかも…。

妻としての役割、もうとっくに放棄してま~~~~す^^

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「母の独り言」カテゴリの記事

コメント

なっちゃんママさん♪

お疲れ出ていませんか?
少しずつ記事をアップされているご様子
少しずつ普段の生活になってきましたか?

神様が今だったら今だからと与えた運命のような気がします。
そう思いながら読んでいた今日の記事
母として娘として短かった2年間だったけど内容はすごい濃いものだと思っています。
そして嫁として…
適度に頑張れって言うしか無くちょっと苦笑いの私

最後の妻としての役割…
読んで爆笑したのは言うまでもありません^^;

投稿: honohono | 2007年6月19日 (火) 16時44分

honohonoさんへ★なんかねぇ、最近肩の荷が下りたような、そんな変な開放感と喪失感。多分親を亡くした後に誰もが味わうものなんだろうなって思っています。
この2年間、確かに忙しくて大変で、でも一日として病院に付き添って泊まりこんだわけでもなく、食事を毎日運んだわけでもなく、食事を食べさせてあげたわけでもなく、介護らしい介護もしていないような…。

母が亡くなった時に親戚に言われました。
「これから先、長生きしても、いつか寝たきりになったり、痴呆になって徘徊しまわったりしたら、家庭のあるおまえたちに世話なんかできない。これでよかったんや」って。
確かにその通りかも知れません。そうなって、辛い思いをするのは、母であり、わたしたちです。

逆に姑、めっちゃ長生きしそうですよ^^;
もしかして介護地獄が待っているのかも…。
またその時はその時で頑張りましょう。それにどうこう言っても血のつながりのない相手の介護をするほうが気持ちの上で楽なんです。

この2年間、ほっとかされた主人、少しは自分のことは自分でする、を学んでくれました^^;

投稿: なっちゃんママ | 2007年6月20日 (水) 09時03分

なっちゃんママさん こんにちは。

そうですよね、怒涛の2年間でしたね・・・大変大変おつかれさまでした。重なる時は重なるものなのですね。。。エ~ン

 2年後の生活 想像してみたら  きっと 明るいんじゃないかなっ☆

投稿: keiko | 2007年6月20日 (水) 17時26分

keikoさんへ★ありがとうございます。
この2年間、携帯がなるたびに、何度心臓が止まりそうな思いをしたことか、そして極め付けが最期を知らせる電話でした。
長い人生、生きていれば色々あるよね。

2年後のわたし、何しているだろう。介護の世界に足を踏み入れようかと思っても見たり、昔のように、病院の受付にも未練があるし、趣味を生かしたこともやってみたい。まだまだ未知数です。でも頑張ります。両親の分まで頑張ってこれから生きていきます。

ナツの未来も明るいもんね♪

投稿: なっちゃんママ | 2007年6月20日 (水) 19時00分

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