« 自然学校の話①保健室で寝たわけは? | トップページ | 自然学校の話②「ツボT」と看護師さんの話 »

救急車に乗っちゃいました。

 とっても意味深なタイトルです。

IDDMママのわたしが書くと、読んでくださる方は多分ナツが低血糖発作を起こしたから?と思われるでしょう…が、乗ったのはユウです。

日曜日の出来事です。この日も母の逮夜でお寺にみんなで行っていました。そしてそれが終わって3時ごろ、主人とユウが草刈に、そしてわたしとナツと姉夫婦と一緒に両親の住んでいた家の片付けに行きました。

この草刈、話せば長いのですが、そもそもわたしの実家は兼業農家でした。家族が1年間食べられる量ぐらいのお米を作っていました。わたしが嫁いで5年目ぐらいに、父の体調不良のために、休耕にしてそれ以来、お米は作っていません。でも農地は残っています。草が生え茂っています。

ちょうど母が亡くなる一週間前ぐらいに、市の環境科のほうから、「このままでは害虫の発生、ゴミの不法投棄など環境の美化、ひいては近隣の住民の生活に支障をきたす恐れがあるので草刈など、農地の管理をして欲しい」という手紙が来ました。

母は、業者に依頼して管理をしてもらうつもりでいたのですが、母も亡くなり、その事を相談したら主人が自分たちでするしかないだろうと言い出したのです。

そして友だちから草刈機を借りてきて、日曜ごとに草を借り出したのです(わたしは反対したのですが)

話が長くなりましたが、その草刈のそばで遊んでいたユウの耳の中にが入ったのです。

思えばわたしたち、無防備すぎました。草は主人の背丈を軽く越えています。市からも指摘されたように、虫が発生し、しかも急に人間や機械が入ってきたものだから驚いて飛び散ったのでしょう。ユウは帽子も着ず、半袖半ズボンでそんな中で遊んでいたのですから。

主人が、ユウの耳に虫が入って痛がっているから、どこか病院に連れて行こうと言ってきました。車の中には、半狂乱で耳を叩きながら泣き叫ぶユウの姿。

「今日は日曜だから病院なんてやってないじゃない、救急車呼ばなきゃ」

わたしはユウのその姿を見てパニックになりました。もし毒虫だったら…もし蜂だったら…虫と言ってもあなどれません。第一、いくら昔住んでいたとは言え、知らない場所で当直を調べてそこに連れて行くなんて気が遠くなりそう。とてもそんなこと言っていられない、そう思ったのです。

近所に住む叔母の家に飛び込んで電話を借りました。もちろん携帯はもっていたけれど、多分携帯からかけるより固定電話の方が、いいだろうと咄嗟に判断したのです。

結局わたしの判断は正解でした。

救急隊の方たち、ちょっと懐中電灯で照らすと虫が出てくるだろうと思われていたようです。でもその気配もなく、救急車は、その日の当直の耳鼻科へと向かいました。市内ではなく幹線道路を通って、普通に走ると40分はかかる距離です。救急車でも多分20分はかかったと思うのですが、わたしにとっては1時間にも思える長い時間でした。虫がじっとしている時はユウも痛がりません。でもその虫が中で動き出すとそれはそれは痛がります。

このままショックで気を失うんじゃないかな、鼓膜が破れたらどうしよう、耳を聞こえなくなってしまったら…悪いほうに考え出すときりがないのです。最後には痛みのせいで目をつぶりぐったりとして、やっと病院に着きました。何とか歩いて病院に入ることができました。

ここまでの状況をご存知ないので、不思議なぐらいのんびりしている先生や看護師さんたち。でもやっとホッとしました。

診察台に座るとわずか5分で虫は出されました。ユウの話では、虫がすべるような薬を耳に入れて、そしてピンセットで引っ張りだしたようです。耳に入る虫の中ではかなり大きいほうだそうです。大きいので、耳の中ではUターンできず、奥へ奥へ行こうとして、鼓膜にへばりついてしかも暴れるのです。

「よく頑張ったね。これは痛かったやろうな」と言われました。少し鼓膜が傷ついているようで、抗生剤が出されました。プールも2日間は入れません。でも嘘のように元気になったユウでした。

しかし…

その時は気がつかなかったのですが、夜になってユウの耳たぶの外側が何だか濡れています。なんとあまりの痛さで耳を引っ張ったり叩いたりしたので、裂傷をおこして耳の外側が切れて汁のようなものが出てきているのです。しかも反対の耳もでした。それぐらい痛さを我慢していたということなんだなぁって見ていて辛くなりました。

消毒して薬を塗りながら、様子を見ています。プールどころか、すれただけでも痛がるので体育の授業も見学です>_<

実は前の日に、「どこにも連れて行ってもらえないから、宿題の日記に何を書いたらいいかわからない。書くことがないから書かない」とっていたユウです。

「よかったねぇユウ、日記に書くこと見つかったやん」

ナツもユウもこのことを宿題の日記に書きましたとさ^^;

おかげで小さい学校のこと、ユウの虫の話はあっという間に広がったようです。

「ユウ、日記に書くようなと特別なことなんてないほうがいいでしょう、平凡な毎日がいいよね。」

これって実は自分自身に言っていたりして^^;

|

« 自然学校の話①保健室で寝たわけは? | トップページ | 自然学校の話②「ツボT」と看護師さんの話 »

「母の独り言」カテゴリの記事

コメント

ドキドキしながら読みました。
ユウくん災難でしたね。
耳に虫が入ったらそんな風になるのですね。
なんだか人事ではありません。
ウチも結構田舎・・・^^;
それに休耕田が草ぼうぼうな所・・・近所にあります^^;
やっぱり年に2,3回草刈機で刈ってくださいますが、すぐ家の近くというか、隣接してるので娘達がそばで遊んでいたら、同じようなことが起こるかも・・・・

傷の具合はどうですか?
しばらくは痛むでしょうね。
暑いときなので汗も沁みるだろうし・・・
ホントに大変でしたね~

救急車に乗っているときのなっちゃんママさんの気持ち、よくわかります。
こっちは死ぬほど心配してるのに
救急隊員の方や病院のスタッフがのんびりしてると腹がたちますよね!
大事に至らなくてよかった(^^)
なっちゃんママさんお疲れ様でした。

投稿: melody | 2007年7月12日 (木) 10時44分

ユウくん、タイヘンでしたね~><
コラ!虫! なんで耳なんかに入るん!(怒)!
Uターン出来ないくらい大きな虫なんて・・・
想像するだけでゾォォ~なのに、ユウくん 本当によく頑張りました!
裂傷の具合、今日はどうですか?
日記の宿題の日 書くことがない事って、ほ~~んとによくわかります^^;
そういえば 5年になってから無くなったけれど、
4年までは しょっちゅうしょっちゅう宿題が出て、
のじおは「どこも行ってないから書くこと無い~TT」
って ほぼ毎回言ってました(笑)
一日も早く完治しますように・・・☆

それから、前回の自然学校のお話しですが。
追加打ちしていないのに、グングン下がったのですね><
夜、一旦目が覚めてしまうと、大人だってなかなか寝付けないものです。
<2:00 ツボT>・・・気になって眠れそうもありません・・・


投稿: のじおママ | 2007年7月12日 (木) 15時37分

melodyさんへ★ご心配ありがとうございます。
わたしの親たちの時代って、田んぼに行くときは夏だろうが、長袖、長ズボン、手ぬぐいで顔を巻いて麦わら帽子を着て…すごい格好でしたよね。
今になってそのわけがわかります(*_*)

病院に着いたときね、あまりにもの~~んびりされた先生で、ここでもし虫が取れなかったら、次はどこに行かされるんだろうって真剣に心配したんです。

最近は耳鼻科にも当直制度があるんですが、なにぶん広い範囲で1軒の病院ということになるので、めっちゃ遠い時があります。

自分の車で行っていたらって思うとぞっとします。絶対に冷静に運転できないですもんね。

娘さんたち、もし田んぼの近くで遊ぶなら気をつけてあげてくださいね。でも女の子はまだ髪の毛で耳が保護されているだけ、よいかもしれません。
ユウ、おかげさまで少しずつ新しいかさぶたができてきていますが、まだプールどころか、お風呂で髪も洗えません>_<

投稿: なっちゃんママ | 2007年7月12日 (木) 15時52分

のじおママさんへ★アハハ^^のじおママさんの安眠のために明日こそ、「ツボT」の話をアップしますね。
低血糖と不眠、一見関係なさそうだけど、意外とあるようですよ。大人でもおなかがすきすぎて眠れないとか、逆におなかが大きくなると眠くなってきたとか…。
あっ虫の話でした。
虫はそもそもバックする習性がなくて前にしか進めないそうで、蚊とかの小さい虫だと光を当てると、出てくるのですが、今回の虫、大きすぎて無理でした。
記念にって見せてもらったんですが、まだ動いていました。
また入ったら困る~~って思わず殺しました。
最初から虫を見ていたら、たかがこんな虫って思えるんだけど、どんなものが入っているかわからないって言いようのない恐怖でした。
平凡な日曜が最高ですよね^^

投稿: なっちゃんママ | 2007年7月12日 (木) 15時57分

ユウくんの耳大丈夫ですか?
耳たぶの傷もよくなったかしら…
救急車と聞いてびっくりしました

でもユウくん よく頑張りましたね
うちは…あかんわ…きっと…ぜったいうるさいわ…
それに耳鼻科あいてないし…同じパターンになってたかも

「日記に書くことできてよかったやん」
プププ 我が家でも言いそうだ^^
楽しい事ならいいけどこういうのだったら「書くことがない~」って言われる方がよっぽどいいですよね

私も<2:00 ツボT>とっても気になります
是非是非アップをお願いします♪

投稿: honohono | 2007年7月12日 (木) 20時47分

honohonoさんへ★ご心配ありがとうございます。
何とかかさぶたができてきました。
今日からプールも入るって言って学校に行きました。(しかし大雨です>_<)

これがもしナツだったら…どうだったんだろうなんて考えてしまいました。こんな状況でも低かったら、何か食べないといけないんだなぁとか…どこの病院でも初診時に書かされる問診表には、決まって今かかっている病気とか今飲んでいる薬とか書くことになっていて、またそこに「1型糖尿病」って書かないといけないのかなぁ~なんて。

ユウでよかったのかも^^;

家に帰って新聞の今日の当直の欄には、やはりそこの耳鼻科の名前が書いてありましたが、めっちゃ遠い。当直の意味ないかも。でもあいている病院があるだけでもありがたいのかも…。
田舎はこれだから困るんだよね。

「ツボT」の話、今日はアップしますね。な~~~~~んだ、そんなことかって言われたりして^^;

投稿: なっちゃんママ | 2007年7月13日 (金) 08時48分

ユウ君大変だったね(T_T)
でも耳鼻科ですぐ虫が出て来てよかったねあんな小さい耳の穴に入るって考えただけで怖いです。

蜂とかでなくってよかった
想像すると本当に怖いですよね
耳もだいぶよくなってるって↑で書いてあってほっとしています。

ユウ君の虫の事あっと言う間に広まったってのが笑えました。でも笑い話で終わってよかったよかった(*^ー^*)

投稿: なつき | 2007年7月13日 (金) 13時53分

なつきさんへ★そうなんです。今思うとほんとに笑い話。やっとなんだか落ち着いてきましたよん♪

「見えない敵」ってほんとに怖いです>_<
最初からこの虫かぁってわかっていたらそんなにパニくらないんだけど、もしや蜂…なんて考え出したら、もう泣きそうでした。

それはそうと…なつきさ~~~ん、クイズの答えがめっちゃ気になるよ^^
今回は激戦だから、全問正解もいそうだし、正直諦めています^^;

でもあんな小さな耳に虫が入るなんてすごい確立のわたしたち、つきが回ってきたかな~なんて甘い期待も抱いてます、楽しみ楽しみ♪

投稿: なっちゃんママ | 2007年7月13日 (金) 15時58分

なっちゃんママさん こんばんは!
ひぇ~ それはそれは 大変だったですね!
ユウくん 耳が痛いと半狂乱で・・・ 子供のそんな姿 とっても焦りますね。。。

 私、耳かき棒が 時々失敗して、耳の奥に入ったら 痛ッ!って言っちゃうけど きっと ユウくんはそれの何十倍・何百倍も痛かったのでしょうね。  かわいそうに~ めっちゃ痛かったんやろうなぁ。

 そうですね、日記のネタに困るって 実はとっても素晴らしい日なんですよね。。。
 

投稿: keiko | 2007年7月13日 (金) 20時45分

keikoさんへ★そうなんです。虫も怖いけど、パニくるユウが自分の耳を叩きすぎて、鼓膜破れないかと、そっちのほうが心配でした。

鼓膜はとっても薄い膜で繊細なのでちょっと何かが当たっただけでも痛いのです。それを虫が何とか出ようと鼓膜をカリカリするものだから、すごく痛いし、その音が耳の中で大音響になるそうです。

この週末は平凡に過ぎてくれますように^^

投稿: なっちゃんママ | 2007年7月14日 (土) 08時52分

ユウくん大丈夫でしたか?
虫1匹といえども侮れませんね><
救急車に乗って正解でしたが、相当痛かったんだろうと、読んでて力が入っちゃいました。

しばらくはプールも出来ないでしょうが、夏休みは楽しくプールも行けるかな?

なっちゃんママさんも夏風邪が治りきらなくてきついでしょうが、早く元気になってくださいね♪
ナツちゃんはもう大丈夫かな?

「日記に書くことがない・・・」子供達はよくそう言いますね! でも、ほんとに書くような特別な事がない普通の毎日って幸せですね♪ (私も自分に言い聞かせました)

投稿: nao | 2007年7月14日 (土) 17時31分

naoさんへ★遅レスになっちゃってごめんなさい。
虫って侮れません^^;
田舎暮らしのくせに今頃になって気がつくなんて駄目ですね。今思ってもぞっとしちゃいます。
耳の裂傷もやっと治ってかさぶたがポロポロしています。

何だかいろんなことが重なって、ちょっとお疲れ気味の母です。でももうすぐ夏休み、プール当番やら、サマースクールやら、サマキャンとまた忙しい母親業が待っています。頑張ります^^

投稿: なっちゃんママ | 2007年7月15日 (日) 21時43分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/47488/7098173

この記事へのトラックバック一覧です: 救急車に乗っちゃいました。:

« 自然学校の話①保健室で寝たわけは? | トップページ | 自然学校の話②「ツボT」と看護師さんの話 »